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【就職活動】面接の対策方法は??
「面接」と聞いて、みなさんはどのような印象を受けますか?
人と話すことが好きな人にとっては、楽しく感じるものかもしれません。
一方で、人と話すことが苦手な人や、緊張しやすい人にとっては、苦手に感じてしまうものでしょう。
今回は、そんな面接の対策方法やコツをお伝えします。
なぜ必要なの?種類がある?まずは面接を知ろう。
ほとんどすべての企業で導入されている面接。
選考過程で複数回の面接を設定している企業も多く、社員と就活生が顔を合わせる面接の場がそれだけ重要視されていることがわかります。
対策を知る前にまずは「相手」を知ることが重要です。
ここでは、面接の実態について解説していきます。
面接の重要性と必要性について
企業側は、面接を通して履歴書やエントリーシートのような文面だけではわからない応募者の情報を知ろうとしています。
具体的には、意欲、コミュニケーション能力、資質、自社へのマッチ度などです。
実は、これは応募者側にも言えることです。
応募者にとっても、実際にその企業で働く社員である面接官と対話する機会は貴重であり、そこでしか得られない情報や感じ取ることのできる空気のようなものもあります。(後ほど解説しますが、面接官にこちらから質問できる「逆質問」の時間が設けられることもあります。)
就活生からすると「選考される立場」「評価される場」と身構えてしまう気持ちもあるでしょう。
ですが、企業はあくまであなたの情報や人となりを知る目的で面接を行うのです。
選考において面接が重要となることは間違いありませんが、いい意味であまり身構えすぎず、自分の魅力や企業への思いを伝える場として、また、あなたが働くことになるかもしれない企業のより深い部分を知る意味も含めて、前向きに臨みましょう。
面接の種類って何がある?
一言で面接といってもいくつか種類があり、それに応じて企業側も目的は様々です。
応募者側も対策や気を付けるべき点が異なるので、それぞれの特徴をしっかり理解しましょう。
面接の種類は大きく分けて、個人面接、集団面接(グループ面接)、Web面接の3つに分けられます。
多くの人が面接と聞いて思い浮かべるのが個人面接でしょう。基本的には学生一人に対して一人もしくは複数人の社員によって時間をかけて行われます。
面接時間は20~30分程度で、個性や特性を深掘りする、踏み込んだ内容の質問が多くなります。
自身のパーソナリティについて、しっかりと分析を行って準備しましょう。
集団面接(グループ面接)は、複数人の学生に対して行われます。
面接官が一人に対応する時間は5~10分ほどになるため、短時間でいかに自分をアピールするかが重要になりますが、一方で他の就活生の話にも耳を傾ける協調性も必要です。
他の就活生が話している時の態度も面接官に見られているポイントになります。
自分のアピールしたい点を簡潔にまとめる準備と、自己主張と協調性のバランスを保つことが求められます。
Web面接は、近年実施する企業が増えています。
特徴自体は個人面接と同様なことが多く、企業を訪問せず自宅などから気軽に受けることができます。
ですが、その分準備は念入りに行う必要があります。
PCやイヤホンといった機材は揃っているか、周囲が騒がしくないか、通信環境に問題がないか、万が一に備えて担当者の連絡先は控えているか、自宅だからといって身だしなみに気を抜いていないか、これらの点に気を付けて臨みましょう。
対策方法とコツ
それでは、具体的な対策方法とコツを紹介します。
質問を想定し、回答を用意しておく
面接の対策にあたっては、想定される質問への回答を予め用意しておくことが非常に重要になります。
特に、「自己紹介」「学生時代に頑張ったこと(ガクチカ)」「自己PR」「志望動機」は必ず聞かれると思って準備しましょう。
また、その回答に対して「なぜ」や「具体的なエピソード」について深掘りされたり、少し聞き方を変えられることも多いです。
用意した回答を丸暗記するのではなく、その回答を予め自分で深掘りしておき、どんな質問にも柔軟に対応できるように準備をすることが大切です。
このような基本的な質問のほかにも、その企業で過去にされた質問に関する情報を集めてみましょう。
学生時代のこと、自身の能力やスキルに関わること、企業理解に関わること、ストレス耐性に関わること、将来に関わること、その質問の種類は多岐にわたります。
特に、企業理解に関わることは、学生の志望度を測るために企業側も重視している質問です。
第一志望ではない企業の企業研究は疎かにしがちかもしれませんが、中途半端な準備で面接に臨むと恐らく見抜かれてしまいます。
企業のHPなどから情報を集めることはもちろん、OB訪問なども行い、企業に対する理解度を万全にした上で面接に臨みましょう。
業界や企業によっては、応募者の思考力や発想力を見極めるために独特な質問をしてくる場合もあります。
具体例としては、「あなたを○○(色、動物、野菜など)に例えるとしたら?」「100万円をもらったらどう使いますか?」「今日の面接に点数を付けるとしたら?」などです。
このような質問をされてもあまり身構えすぎずに、自己分析などを発展させて答えてみましょう。
練習は必須!
予め回答をしっかり用意しておけば、練習しなくても大丈夫!と思っている人はいませんか?
本番、緊張感のある空気の中で面接官と対峙すると、用意していた回答が飛んでしまったり、うまくまとめて話すことができなくなってしまったりするものです。
また、実際に話す内容だけではなく、表情や話し方、入室から退室までの一連の動作なども重要なポイントのひとつです。
全く練習せずに挑むことは思わぬ失敗に繋がりかねません。
必ず事前に練習を、なおかつ効果的な方法で行うことを心がけましょう。
面接練習の大きな目的は、面接の感覚を掴むこと、本番リラックスして臨めるようにすること、相手から見た自分の印象を知ること、などです。
逆に言うと、これらの目的意識を持たずにただ練習していても、練習の効果が得られない可能性もあります。
できれば誰かに面接練習をお願いして、フィードバックをもらいましょう。
もちろん友人や近しい先輩などでも構いませんが、無料で面接練習をさせてくれる施設やサービスもあるので、ぜひ活用を検討してみてはいかがでしょうか。
具体的には、大学のキャリアセンター、就活エージェント、就活イベントなど、探してみると意外と多いものです。
初めての人にとっては敷居が高く感じてしまうかもしれませんが、上記のような施設、サービスにはキャリアコンサルタントといった資格を持ったスタッフが在籍していることも多く、ためになるアドバイスももらえるはずなので、ぜひ一度調べてみることをおすすめします。(予約が必要なこともあるので気をつけてください。)
苦手な人ほど早くから面接練習を始め、自信をもって本番に臨めるようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、面接に関する解説と対策方法の紹介を行いました。
企業や面接官に余すことなく自分の魅力と思いを伝えられるよう、その目的を理解した上でしっかりと準備を行いましょう。
当サイトでは就職活動に関する様々な記事を多数公開しています。ぜひそちらも併せてご覧ください。