インターンシップ(以下、インターン)のプログラムにグループワークを行う企業も多くあります。…
インターンシップに適したカバンは?服装や髪型と同じくらい大事!
インターンシップの際にはカバンが必要となりますが、どのようなものを準備すれば良いのでしょうか。ここではインターンシップのカバンを選ぶ際の基本的なポイントを解説していきます。
インターンシップではカバンなどの持ち物もチェックされている
企業でのインターンシップでは、実際の職場で働いている社員と働くことはもちろん、そのインターンシップ先企業のクライアントと接するシーンもあります。
学生であっても、他の社員と同様に「その企業の一員」と見なされることを意識しておきましょう。相手に不快感を抱かせない身だしなみは社会人の基本となります。
基本的なことを抑えて準備しておくことで、インターンシップの採用担当者だけでなく、トレーナーとなる先輩社員にも、好印象を持ってもらえます。
「この学生は期待できそうだな」と思われた方が、良い指導を受けられるチャンスが広がったり、先輩社員からの積極的なコミュニケーションが増えるなど、プラスに働く部分も多くなるはずです。
髪型や服装と比較して、カバンは疎かになりがちなポイントですが、清潔感のないカバンや、TPOにそぐわないカバンを使っていると悪目立ちしてしまいます。
カバンも第一印象を作る上で大事な要素となります。しっかりポイントを押さえておきましょう。
もし迷ったら、学校のキャリアセンターや先輩などに意見を聞いてみるのもおすすめです。
機能性も重要
インターンシップでは、A4サイズの書類を受け取ることが多々あります。
折り曲げずにそのまま収納することがカバンを準備しておけば、書類が折れてしまったり、シワが付いてしまうことを防げます。内側のポケットも機能的なものであれば、筆記用具などの小物の出し入れもスムーズにでき、落ち着いて行動できます。
また、インターンシップでは、実際に現地へ赴いてみるまでカバンをどう置くかが分かりません。
カバンを床に置くシーンも少なくないので、自立しないカバンの場合だと倒れてしまって見栄えが良くなかったり、中身が外に出てしまったりする可能性もあります。
ビジネスで取り扱う資料は社外秘が含まれる場合も多いので、このようなことがあるとルーズな印象を与えてしまいます。
カバンを選ぶ際には、しっかり自立するものであること、ジッパーなどでしっかりと口を閉じられること、持ち運びがしやすいことなどを総合的に考えて選ぶことをおすすめします。
遠方からの参加などで荷物が多くなってしまう場合は、コインロッカーなどを活用するのも一つです。
ビジネスバッグの中には肩掛けの斜めストラップが付属しているタイプもありますが、スーツや衣服にシワがつきやすいので、基本的にストラップは外しておき、手提げスタイルで使用することをおすすめします。
スーツ編|インターンシップに適したカバンは?
服装がスーツの場合、カバンは、無地・ブラックの「ビジネスバッグ」を選ぶのが無難でしょう。
インターンシップ先企業のクライアントと接する場面もあるかもしれないので、きちんとした印象のあるビジネスバッグが望ましいです。
大切な書類やパソコンなどを持ち運ぶこともあるかもしれないので、良い素材のものを準備すると安心です。
ビジネスバッグは社会人になったあとも使うシーンがあるので、ひとつ持っておいて困ることはありません。
今後、他にもインターンシップを控えていたり、スーツやビジネスカジュアルで就活を行う場合、購入しておいて損はないでしょう。
使う機会が多くなければ、家族のカバンを借りたり、友達や先輩から借りても良いでしょう。
ポイントを抑えてカバンを準備しておけば、インターンシップの日に「カバンがふさわしくなかったかもしれない」などと不安にならずに済みます。
インターンシップは参加するだけでも緊張するものなので、可能な限り不安要素はなくしておきましょう。
またスーツ着用の場合、トートバッグやリュックはややカジュアルな印象となってしまうので避けたほうが無難です。
私服編|インターンシップに適したカバンは?
インターンシップに私服で参加する場合は、カバンは服装にあわせたシンプルな見た目のものを選ぶのが良いでしょう。
自由な社風の企業や、アパレル関係の企業などは、私服参加を指定される場合もあるため、そのようなシーンにおいてビジネスバッグだと浮いてしまう可能性があります。
社会人としての印象は守りつつ、相手方から見て失礼のないカバンを用意することが重要です。
カバンを選ぶ際に注意すべきポイント
- カジュアルになりすぎず、服装になじむ色合いのシンプルなカバンを選ぶ
- 装飾が少なくシンプルなデザインは、幅広いシチュエーションに対応できるのでおすすめ
- 派手な色やデザインのもの、クタッとした素材で自立できないもの、ひと目見て高級ブランドだとわかるものはビジネスシーンにそぐわないので避ける。
- インターンシップ先企業の公式サイトなどチェックし、職場の雰囲気や、社員の様子から、どんなカバンや服装が適しているかを考える。
髪型や服装と比較して疎かになりがちですが、カバンも清潔感や身だしなみの印象を左右する要素です。
特にカジュアルなアイテムは、汚れていたりメンテンスが出来ていないと、だらしない印象を与えやすいです。インターンシップの前に必ずチェックしておきましょう。
インターンシップ|カバンに関連したマナー
<カバンのファスナーは閉める>
インターンシップにファスナーが付いたカバンを持って行く場合、閉め忘れないように気をつけましょう。
ファスナーが開いたままだと、だらしない印象になってしまいます。持ち運ぶ際や床に置く際は、都度ファスナーを閉める習慣をつけておきましょう。
<挨拶するときははカバンを両手で持つ>
まず、カバンを持ったまま挨拶することはマナー違反ではありません。
ただし、カバンを持ったまま挨拶をするときは、カバンが膝の前になるよう持ち直し、両手で持ち手を持つようにしましょう。
<カバンは基本的に床へ置く>
インターンシップ中はカバンを持ち歩くことが多く、置く場所に悩むことがあると思います。
そこで抑えておきたいのが、「カバンは基本的に床に置く」ということです。
そもそもカバンは床に置く前提で作られており、机などの上に置くのはマナー違反だとされています。
ビジネスバッグの底にビョウが打ってあるのは、床に置いたとき倒れないようにするためです。
マフラーやコートなどと同じく、カバンは外で使うものなので、指示がない場合は机や椅子の上ではなく、床に置くことを意識しましょう。
カバンの中身|必ず持っていきたいもの
インターンシップのカバンに必ず入れておきたいものは以下です。
- 筆記用具
- ノート
- クリヤファイル
- 身分証明書
- 財布
- ハンカチ、ティッシュ
- 仕事資料
- 名刺
上記のアイテムを忘れてしまうと、業務に支障が出てしまうことがあります。忘れずに入れておくようにしましょう。
名刺は大学で作ったものなどある人は持っておきましょう。
直前のチェックポイント|インターンシップのカバン
- カバンが汚れてしまっていないか、シミはないか
- 持ち手部分が擦り切れていないか
- 色あせがないか
カバンの状態は前もって確認しておき、必要あればメンテナンスしましょう。
また、防水スプレーを吹きかけておくことで水滴や汚れをはじくので、使っておくことをおすすめします。
まとめ|インターンシップのカバン
以上、インターンシップに参加する際に持っていくカバンについてでした。
服装や髪型と同様、相手を不快にさせない身だしなみは社会人の基本となります。しっかりと準備していい印象を持ってもらうことで、様々なチャンスが広がっていきます。
インターンに参加する際には、ぜひ参考にしてください。