【学生必見】メディア業界とは?インターンシップと併せてご紹介!

【学生必見】メディア業界とは?インターンシップと併せてご紹介!

投稿日:2024年6月27日 更新日:2024年7月16日

コラム

情報社会を生きる私たちにとって、メディアは切っても切れない関係にあります。特に、スマートフォンなどの電子機器の普及により、メディアはすぐ身近にあるものになりました。

メディアそのものが大きな影響力を持っているように、メディア業界も勢力を拡大しています。今回は、そんなメディア業界について詳しく解説していきます。

メディア業界とは?

メディア業界とは、テレビ・ラジオや新聞などのメディアを通して情報を人々に発信する業界のことを指します。マスコミ業界という言葉も同義で使われており、二つ合わせてマスメディア業界と言われることもあります。

メディアは「新聞・雑誌・テレビ・ラジオ」の大きく4つの媒体に分けることができ、これらを4大媒体と呼んでいます。

また、インターネットを通じて発信されるWebメディアやX、Instagram、TikTokなどのSNSは、現代では一番といっても過言ではない影響力を持っています。他のマスメディアに匹敵するくらい、もしくはそれ以上の影響力があるともいわれているこれらは、「第5のマスメディア」と呼ばれ、多くの企業が力を入れて取り組んでいる分野となっています。

メディア業界を志望する人は非常に多いことに対して、採用枠は少ないと言われています。そのため、大手企業による新卒採用は毎年高倍率となっています。

4大媒体と第5のマスメディアを一つずつ解説!

次に、上記で紹介した4大媒体と第5のマスメディアが関係する仕事について紹介していきます。

①新聞

新聞社の仕事と言われてまず初めに思い浮かべるのは、新聞製作でしょう。取材や編集、校閲、広告制作という一連の流れの後に新聞は発行され、私たちのもとに届けられます。

新聞社はただ新聞を作り続けているわけではありません。他にも様々な仕事のもとで成り立っています。

そのうちの一つが企画事業です。多くの新聞社はWebメディアや展覧会、スポーツや音楽の大会を企画・運営しています。

また、出来上がった新聞をいかに多くの人に購入してもらえるかを考える、経営戦略も大切な仕事の一つです。販売店と積極的にコミュニケーションをとったり、販売地域におけるイベントなどを企画したり、常に会社を身近に感じてもらえるような活動をしています。

②雑誌

雑誌を制作している出版社では、記事の作成や編集、校閲などの雑誌出版業務はもちろんですが他にもたくさんの仕事をおこなっています。

例えば、営業があります。営業では、雑誌をいかに多くの人の手に取ってもらうかを常に考えて販売促進を行っています。テレビやラジオなど他の媒体での宣伝や、電車の吊り広告の作成などが具体例に挙げられます。

他にも漫画や小説を出版している企業では、コンテンツ事業を行っています。アニメや映画、ドラマ化することにより新しい形で人々にお話を届けたり、グッズの制作など幅広く行っています。

③テレビ

バラエティ番組やドラマの作成など、様々なジャンルの番組を放送しているテレビ局ですが、今回は「情報の鮮度」が最も重要視されているニュース番組の作成について説明させていただきます。ニュース番組は、届いた情報を即座に視聴者に届けることができるように、ほとんどの番組を生放送で実施しています。

ニュース番組を放送するのに欠かせない存在が、アナウンサー報道です。アナウンサーは出来立ての新しい事故や事件について、台本を基にわかりやすく伝えることが大切です。また報道は事件や事故、災害が起きた時に正確な情報を伝えるため現場で取材し、リポーターとしてテレビに出ることもあります。

④ラジオ

「ラジオ離れ」という言葉があるように、一時期はその視聴率が問題となったラジオですが、コロナ禍でおうち時間を楽しむことが増えたことや、スマートフォンからでも簡単に聴くことのできるアクセスの良さからラジオ番組を視聴する人が多くなってきています。特に、人気のあるアイドルやお笑い芸人、声優などが番組を持つこともあり、若者でもラジオを習慣的に聴いている人は多いです。このように、ラジオをいかに沢山の人に聞いてもらうかを考えている仕事が、制作・編成部になります。

他にも、プロ野球やJリーグ、競馬などのスポーツ中継や、事件や災害などのニュース報道など、多くの情報がラジオにはあふれていることがわかります。

⑤インターネット

インターネット・Webメディアは多くの企業が力をいれている部門です。インターネットにおける仕事内容としては、SNS部門Webメディア制作が挙げられると思います。

企業はSNSを利用することで、必要な情報を簡単に入手することができたり、コンテンツを投稿することで多くの人に企業について知ってもらうことができます。

また、Webメディア制作に力を入れることで、新規顧客の獲得を期待することができたり、企業の採用活動に役立てることができます。どのような記事を書くかは、それぞれの企業の目的によって変わるため、明確にしておく必要があると思われます。

メディア業界のインターンシップをご紹介!

メディア業界にはこのように沢山の仕事内容があることがわかっていただけたかと思います。ここで、メディア業界への就職に興味がある皆様に、各企業が実施しているインターンシップについてご紹介させていただきます。

①新聞

◆読売新聞

読売新聞は、「YOMIURI INTERNSHIP」を開催しています。ここでは、記者職・業務職・メディアエンジニア職と全部で3つのプログラムに分かれており、自分の興味がある職種を選択することができます。

◆朝日新聞

朝日新聞もインターンシップを募集しています。体験・グループワークや社員と話す時間も設けられており、企業についてしっかり知ることができるプログラムとなっています。

また、遠方から参加する方には交通費やホテル代を用意してくれることがあり、沢山の人が参加しやすいインターンシップになっています。

②雑誌

◆講談社

講談社では、「おもしろくてためになる講座2024」という就業体験を実施予定です。仕事内容の紹介に加えて、実践的な課題に取り組むグループワークも行います。

オンラインで開催予定なので、参加するハードルが低いことも特徴です。

③テレビ

◆日本テレビ

日本テレビでは、「日テレアナウンサーへの道(旧:アナウンスインターン)」という名称でアナウンサーに関するインターンを行っています。

現役のアナウンサーから直接指導を受けることができるプログラムです。経験不問で興味があれば申し込むことができます。

④ラジオ

◆毎日放送

毎日放送では、「MBS INTERNSHIP 2024」を実施予定です。

「アナウンサーコース」「一般コース」「エンジニアコース」「コンテンツ×ビジネス編」の4つのコースがあり、それぞれの仕事について学ぶことができます。

⑤インターネット

インターネット・Webメディアに関するインターンシップは、非常に多くの企業で募集されています。

そのため、自分の気になる業界や企業が募集しているかどうかを調べてみることをお勧めします。

まとめ

メディア業界の仕事について、理解していただけたでしょうか。

毎年高倍率で就職難易度の高いメディア業界ですが、どんな業界かを知るためにも、経験を積むためにもインターンシップへの参加をおすすめします。自分の気になる職種のインターンシップについて調べてみてください。

当サイトでは、ほかにも様々な就活・インターンシップ情報を多数掲載しています。ぜひご覧ください。

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