スポーツマーケティングに関わる産業

スポーツマーケティングに関わる産業

投稿日:2024年1月12日 更新日:2024年1月24日

コラム

皆さんは「スポーツマーケティング」と聞くとどのような内容を想像するでしょうか。

スポーツのマーケティングには、プロスポーツはもちろん、メディアやスポーツ用品、スポーツ施設などの産業が関わっており、最近ではスポーツツーリズムも知名度が高まってきています。

これだけ多くの産業が関わっている形態は、あまり他業界では見受けられません。

それはいったいなぜなのでしょうか。

スポーツマーケティングと結びつきの多い産業はなぜ多い?

先述した通り、スポーツマーケティングと結びつきの多い産業は他業界に比べ多いです。

その背景には、スポーツしか持たない特徴的な強みがあります。

数値として目視することが不可能なスポーツが持つ影響力、そして結末が予測不可能であるがゆえのスリルが注目を集めており、これらの特徴を活かそうと、多くの産業がスポーツマーケティングに関わっているのです。

スポーツマーケティングに関わる産業

では、スポーツマーケティングにおいてこれらの産業はどのように関わっているのでしょうか。

以下で解説していきます。

プロスポーツ

プロスポーツは主に、広告収入、放映権収入、物販収入、チケット収入が主な収益源となっており、スポーツマーケティング業界の中心とも言えるでしょう。

中でも広告収入はチームはもちろん、選手個人やイベントにもそれぞれスポンサーがつくことがあるため、大きな収入源となっています。

スポーツメディア

スポーツメディアは、プロスポーツに対する需要にこたえる形で新聞やライブ配信などを提供しており、これらが主な収入源となっています。

スポーツ用品

スポーツ用品産業では、プロスポーツ人気によって実際にスポーツをしたい、選手と同じ道具が欲しいといったニーズに応えています。最近ではスポーツ全体の人気度の向上とともに市場全体としての需要も高まっているようです。

またスポーツ用品産業では、商品の製造を行う製造業のみならず、製造者と店舗とをつなぐ卸売業、商品を消費者に販売する小売業が関わっています。

スポーツ用品産業はスポーツ全体の人気度と大きく関わっています。

スポーツ教室・ジム・施設

これらの業界は、コロナ禍における健康意識の増進により、需要が年々高まっています。

これらの施設は主に学校体育スポーツ施設・公共スポーツ施設・民間スポーツ施設の3つに区分されます。

学校体育施設は学校の所有物であり、公共スポーツ施設は自治体が所有しています。

そのため、この中で収入があるのは、営利目的で運営する民間スポーツ施設のみであり、それが主な収入源となっています。

しかし、最近では学校、自治体所有の施設を地域の人などに貸し出す動きも見られるようになっています。

スポーツツーリズム

近年需要が急上昇しているのが、このスポーツツーリズム業界です。

スポーツツーリズムとは、スポーツを中心とした新しい旅行形態のことです。

国内では主に壮大な自然を持つ地域が地域活性化を目指し取り組んでいるところが多いようです。

今後はコロナ禍におけるインバウンド需要減少からの救いの手ともなるでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。本コラムではスポーツマーケティングに関わるスポーツ産業について紹介しました。

「スポーツマーケティング」という括りは非常に大きなものであり、より深掘りすると多種多様な産業が関与していることが理解できたかと思います。

本サイトでは他にもスポーツ関連のコラムやインターンシップ募集情報を掲載しています。

是非一度目を通してみてください。

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