インターンシップ(以下、インターン)のプログラムにグループワークを行う企業も多くあります。…
【早期選考】評価されるインターンシップとは
みなさんは、インターンシップに参加したことがあるでしょうか。
最近では、採用直結インターンの開催をしている企業が多くあります。
今回のコラムでは、就職活動において優位に立つため、企業側が重視する評価についてお話をしていきます。
インターンの意義とは
①実務経験を通じて自分の興味や適性を見つけることができる
様々な業界について知ることで、自分が意図していなかった分野に興味を抱くこともあります。
②就職活動において優位な立場に立てる
インターンを通じて実際の業務に取り組み、成果を上げることで、企業に自分の能力をアピールすることができます。
1.インターンの評価は、採用に利用されるのか。
2022年6月13日、「インターンシップ(就業体験)に参加した学生の評価を企業が採用選考時に利用できるようルールを見直しました。インターンに関するルールは文部科学省、厚生労働省、経済産業省の3省による合意文書で決めているが、同日付で改正した」という記事が日本経済新聞から出されました。
それまでの採用活動前の学生のインターン情報については、「広報活動・採用選考活動に使用できない」とされていました。それが、現在は実施期間が一般的なインターンであれば5日以上、専門的な内容を含む場合であれば2週間以上という条件を満たすインターンであれば学生のインターン情報を活用できる方針になりました。
重視される評価の視点
①積極性の高い学生
- 疑問をすぐに解決する行動力
- 大きな声で話すなどの伝える力
②チームに貢献できる学生
- 自分にできることを考え、サポート的な役割を行う
- 他のメンバーに的確なアドバイスや指示を出せる
- 周りの人の意見を聞いたり、その場に応じた行動が取れるなどのコミュニケーション能力
- 物事を順序立てて考えられるか、また、周囲の意見をどのような結論にまとめることができるか
③意見を受け入れられる学生
- 意見が対立した時、自分の考えに固執せずに多様な考えや価値観を取り入れられる
- 自分の能力や経験が足りない部分に、どれだけ早く的確に気づくことができ、それを補う力があるか
④真摯な姿勢である
- 学生が「実際に就職してもこのようにまじめで熱心な姿で働いてくれるか」という視点
⑤柔軟な発想
- 物事に対して多角的な視点を持てるかという視点
早期選考と一般選考の違い
早期選考は、一般選考と選考ルートが違うことが多いです。
一般選考の場合、エントリーシートなどの応募書類提出、説明会の参加と筆記試験、その後グループディスカッションや面接が数回というルートが大半です。
早期選考では、インターンシップの段階で学生からの応募書類を受け取り、選考して実際にインターンで本人を確認していることから、面接回数が少なくなったり、筆記試験が免除されたりすることが多くなります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、インターンシップの評価について企業側の視点からお話しをしました。
入社前後で、企業へのミスマッチを防ぐという意味でも、インターンは非常に価値のある経験です。参加するか迷っている方も、是非、積極的に参加してみてはいかがでしょうか。
本サイトでは、他にも様々なインターンシップに関するコラムを掲載しておりますので、是非ご覧ください