【就活生必見】インターンの参加目的は必ず明確に!!

【就活生必見】インターンの参加目的は必ず明確に!!

投稿日:2023年6月20日 更新日:2023年7月12日

インターンシップ関連
コラム

今や就活生の7割以上が参加したことのあるというインターンシップ(以下:インターン)。この記事を読もうとしてくださっている皆さんの中に「周りがみんな参加しているからとりあえず応募してみた」などのような感じで「何となく」インターンに参加しようとしている人はいませんか?

実はそれ、とてももったいないです。

せっかく貴重な時間を使ってインターンに参加するのですから、きちんと目的をもって臨むことが非常に重要です。目的の有無はインターンを経験してどれほど成長できるかに大きく関わってきます。

そこで今回はインターンの参加目的の見つけ方やその目的を達成するためのポイントについて解説します。インターンに応募したものの、特に目的がない方やインターンを有意義なものにしたい方におススメの記事です。

インターンの参加目的の見つけ方

いきなり参加目的を見つけようとしてもなかなか上手くいきません。ここでは目的が定めるのに役立つ取り組みを紹介します。

自己分析をする

まず一番に取り組むべきなのが自己分析です。自己分析をすることで自分の価値観や好き嫌い、将来やりたいことが明らかになり、参加するべきインターンが明確になります。また自己分析はインターンの参加目的を決めるためだけでなく、就活全体、ひいては就職後の人生にも役立つものです。分析の方法は様々ですが、ここでは手軽に取り組める分析方法を紹介します。

1つのテーマについて「なぜ?」を追求する

まず、最近頑張ったことや楽しかったこと、大変だったことを一つ思い浮かべます。そしてなぜそのように感じたのかを深掘りしていきます。何回も「なぜ?」を掘り下げていくと自分の根底にある価値観や人生の軸を見つけることができます。

この自己分析を行う際は「なぜ?」を素直に考えることがポイントです。誰しも自分の理想とする生き方があります。そして自己分析をする際に、心のどこかで分析結果を理想の自分に近づけようと意識してしまい、本来の自分の考え方を正確に把握できないことも少なくありません。先入観を持たずに目の前の「なぜ?」についてシンプルに考えることが大切です。

モチベーショングラフを書く

モチベーショングラフとは自分の人生において、物心ついた時を基準として心の充実度がどのように変化してきたかを表現したグラフです。このグラフを作ることで「何をしているときが楽しかったのか」や「どんなことを辛いと感じていたのか」が一目でわかるようになるため、自分の好き嫌いやこだわりについての理解を深めることができます。

モチベーショングラフを書く際のポイントは、心の充実度が大きく変化した時点で起きた出来事を可能な限り具体的に書くことです。自分のモチベーションに大きな影響を与えた出来事は必ず自分のこだわりや大切にしていることを見つけるためのカギとなります。

インターネット上の自己分析ツールを活用する

インターネットが高度に発達し、就活対策が多様になってきた現代ではネット上に多くの就活生用のツールが存在しており、自己分析ツールもその一つです。日常生活での行動や考え方についての質問に答えると、自分の特徴や向いている仕事のタイプなどを診断してくれる無料サイトがいくつもあります。日常に関する質問にただ回答すればいいだけの簡単な方法なので、自己分析のやり方を全く知らない人の第一歩として非常におすすめの分析方法です。

スマホ一台で短時間で行えるため、大学の休み時間や移動時間に友人と手軽に取り組むことができる点もメリットといえます。また、ほとんどの診断サイトは診断結果とともに、その結果に基づいておすすめのインターン募集情報を提示してくれます。これにより、自己分析を通してインターンに対するモチベーションが上がったところでそのままインターンの応募へと進むことができます。この点も他の自己分析の手法にはないメリットといえます。

学びたいことや克服したい課題をリストアップする

上の3つの自己分析の方法は自分の価値観や考え方を明確にしていく分析手法でしたが、この手法は具体的に獲得したいスキルや克服したい弱みなどを洗い出していく、一歩踏み込んだ分析手法です。学びたいことや克服したいことを整理することができれば、それに基づいて職種や企業を絞り込んでいくことができます。特に、ある業界や企業に特化したスキルを身に付けたい場合は、ここで一気にインターン先の企業を絞り込むことができます。

目的達成のためのポイント

せっかく目的を決めたからにはその目的を達成したいですよね。そこで、ここでは目的を達成してインターンを有意義なものにするためのポイントをいくつか紹介します

目的のための目標を設定しよう

「〇〇ができるようになる」「〇〇を身に付ける」など、一般的に目的というのはある程度漠然としたものです。実際に活動をしていく中で、「目的達成を目指したいけれど、具体的に何をどう頑張ればいいかわからない」という状態に陥ってしまう人も少なくありません。そこで、目的から逆算して目標を設定することをおすすめします。例えば、インターン活動を通して「文章力を身に付けたい」といった目的を持っている場合、そこから逆算して「活動中に記事を3本完成させる」「校正5か所以下を目指す」などといった目標を立てることができます。

このように目的達成までの道のりにいくつか目標を設定することで、やるべきことや意識するポイントが明確になり、実のあるインターン活動となります。また、目標を設定する際に気を付けることは数字を入れて具体性を持たせるということです。数字を使うことで目標の達成度が図りやすくなり、活動の振り返りが容易になります。

事前準備を入念にしよう

これは「目標を設定しよう」と少し重なる部分はありますが、実際の活動が始まる前からすでにインターンは始まっているということです。具体的には持ち物や集合時間・場所の確認はもちろんのこと、活動内容やインターン先の普段の事業内容をよく把握しておくことが大切です。そのような予習をしておくことで、他のインターン生よりも要領よく作業を進めることができ、自分の成長につながるとともに企業への大きなアピールとなります。

事前準備の方法として、その企業のHPを閲覧することや、インターン情報が集約されているサイトで口コミを確認することが挙げられます。また、その企業に勤務している大学のOBやインターンに参加した先輩に話を聞くことも有効な手段の一つです。

振り返りをする

ただインターンに参加するだけでは、その成果が半減してしまいます。自分が取り組んだことを振り返ることで自分が成長できたことや、まだ努力が足りない部分を正確に把握できます。可能であればインターン期間中は毎日振り返りをすることが望ましいです。また、他のインターン生や社員の方からも頻繁にフィードバックを受けるとより有意義なインターンとなります。

振り返りをする際のポイントとして、その日の活動内容やそれぞれの活動で感じたことや考えたことをメモしておくと振り返りが簡単になります。また、それぞれのインターンの振り返りをすぐに参照できるように一冊のノートなどにまとめておくと、自分の成長を可視化しやすくなります。

まとめ

今回はインターンにおける目的の見つけ方や、その目的を達成するためのポイントを解説しました。

目的を見つけるには、まず自分を良く知ること、つまり自己分析がとても重要です。そして目的達成のためには具体的な目標を定めましょう。そうすることで目的達成までの道のりが明確になります。

本サイトではほかにも就活生の皆さんに向けたコラムを多数公開しておりますのでそちらもあわせてご覧ください。

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