【モチベーションのある学生必見】海外インターンのススメ

【モチベーションのある学生必見】海外インターンのススメ

投稿日:2023年6月27日 更新日:2023年7月12日

インターンシップ関連
コラム

はじめに

「学生のうちに他の人とは違う貴重な経験を積みたい」

そう思っている大学生の皆さん、海外インターンシップ(以下、インターン)はご存じですか?

新型コロナウイルスの流行もかなり落ち着いてきており、徐々に海外との交流が戻ってきました。それに伴い、コロナ禍ではオンライン開催がほとんどだった海外でのインターンシップ募集も実際に現地で開催されるようになっています。

そこで、この記事では海外インターンシップの概要やメリット、募集の探し方について詳しく解説します。もともと海外インターンに興味を持っていた人、何か一皮むけるような経験をしたい人は是非最後までお読みください。

▼そもそもインターンシップって何?という方はこちら

インターンシップとは?制度や参加メリット、参加方法を徹底解説!

海外インターンとは?

海外インターンでは外資企業または現地の日系企業でインターン生として実践的な業務を行います。欧米では、インターンの経験がないと就職できないといわれるくらい、インターンシップが普及しています。では、海外インターンは日本のものと比べてどのような特徴があるのでしょうか?

日本のインターンと比較した海外インターンの特徴

簡潔にまとめると、海外インターンはより本格的で社会人生活にそのままつながっていくものと言うことが出来ます。

日本のインターンは1日~2週間ほどの短い期間で実施され、主に企業や業界の理解に主眼が置かれています。一部のインターンでは内定がもらえたり、選考の優遇を受けられたりしますが、基本的には実際の就職に直接つながることは少なくなっています。

一方欧米のインターンは選考の一環として実施されることが多く、インターン生を実際に採用するかどうかを見極めることを目的として行われることがほとんどです。そのため、実践的な業務を任されることが多くなっています。日本の中長期インターンが海外の標準的なインターンだと考えてください。

Tips.地域ごとに活動内容に特徴がある!

海外インターンといえばアメリカに代表される英語圏の先進国での活動をイメージする人が多いかと思いますが、実は東南アジアなどの新興国でも、日系企業を中心にインターンを募集している企業はあります。そして、面白いことに地域ごとに活動内容に差がみられるのです。

具体的には、アメリカ・カナダなどの先進国では実際の就職を見据えたインターンシップであるため、オフィスワークを中心とした活動が多い傾向があります。

他方、東南アジアではIT系企業のエンジニアのインターン募集が多く、プログラミングなどの実務経験を学生のうちに積むことが出来ます。

海外インターンに参加するメリット

ここまで海外インターンの大体のイメージは掴んでいただけたかなと思います。ここからはわざわざ海外でインターンシップに参加するメリットを3つ紹介します。

①語学力の向上

なんといってもこれが海外でインターンをする大きなメリットでしょう。確かに英語を国内でも一生懸命英語を勉強すれば、着実に英語力は向上します。しかし英語圏で生活した場合、日常会話から全てが英語になるため、自然と耳が英語に慣れます。そのため、英語力の成長スピードは日本国内におけるそれとは比べ物にならないほど速いです。

またインターンで海外に行く意味としてビジネス英語の習得が挙げられます。日本語でも友達と話す時と、取引先の方と話す時で使う言葉や口調が全く違うように、英語でもビジネスでは普段の会話では使われない堅めの言葉が使われます。そのような英語は旅行や留学では触れることのないタイプの英語であり、学生の時にビジネス英語に触れておくことはその後のキャリアにおいて大きなアドバンテージとなります。

Tips.英語力不問のインターン募集には注意!

大半の海外インターンシップが募集要件でTOEFLやTOEICのスコアの提出を要求します。これはインターンとして働くための最低限の英語力が身についているかを確認するためのものです。また、海外で働く意欲はあるけど英語力が不足している学生のために語学学校とインターンをパッケージにした募集もあります。これらのインターンは英語を用いた実践的な業務を学生に任せようとしており、参加する価値のあるインターンといえるでしょう。

一方で、まれに英語力不問を謳っている募集もあります。一見誰でも申し込みやすい優良インターンに思えますが、これは危険です。なぜなら、このようなインターンでは学生に語学力を問わない単純作業や日本人顧客の対応を依頼しようとしているケースが多いからです。せっかく海外でインターンに参加するのに英語を使わないのならば、参加する意味がほとんどなくなってしまいます。海外インターンを選ぶ際は「英語力不問」に気をつけましょう。

②文化・価値観を学べる

これは海外旅行にも共通して当てはまることですが、インターンの場合は特に関わる人の数も多く、様々なバックグラウンドを持った人と出会えるため、様々な考えや価値観を吸収して広い視野を持つことが出来ます。

③海外で働く現実を知ることが出来る

もしこの記事を読んだ学生の皆さんが海外インターンに参加した場合、英語力の無さを実感するとともに言語(=英語)はツールに過ぎないことを思い知るでしょう。当然のことですが英語圏で育った人の方が英語は堪能ですし、英語だけを磨いてもネイティブに人と何とか対等に話せるようにしかなりません。世界で活躍するには英語力を身につけた上で、どこでも通用するスキルを磨く必要があります。

そのことを学生のうちに体感することが海外インターンの一つの意義です。海外での仕事を体験することで、世界で活躍するためにどの力を伸ばす必要があるかをじっくり考え、時間をかけて世界に通用するスキルを磨いていくことが出来ます。

海外インターンの探し方

国内のインターンは「マイナビ」や「リクナビ」などの就活サイトで簡単に見つけることが出来ますが、海外インターンはそうではありません。ここでは一般的な海外インターンの探し方を3つ紹介します。

①大学経由で申し込む

これが1番一般的で安全な方法です。多くの大学が海外インターンシッププログラムを実施しています。実施に当たり、厳しい選考が行われるようですが、大学のプログラムであるため現地での生活がサポートされるケースがほとんどで、活動のクオリティーが一定程度担保される点は大きなメリットとなります。

②エージェントを活用する

海外のインターン情報を斡旋しているサービスもいくつか存在します。一般的にこのようなサービスは提供している海外インターンシップの数が多く、活動する期間や国、参加先の企業の業種など色々な条件を設定して探すことが出来るのがメリットです。また、経験豊富なカウンセラーに話を聞くことで参加にあたっての疑問や不安を解消することができます。

③自らインターネットで探す

インターンを募集している企業に直接アプローチすることも方法の一つです。①や②の方法では見つけられないインターン情報も多く存在するため運命のインターンに巡り合える可能性もありますが、リスクの方が大きいのは確かでしょう。

この方法でインターンに参加する場合、必要な書類やビザ、場合によっては宿泊先の手配も自分で行わなければならない場合があります。このような手続きにはトラブルがつきものであり、準備に手間取ってインターンの活動自体に集中することが出来なくなってしまう可能性もあります。このような理由から直接海外企業にアプローチするのは難易度の高い方法だということが出来ます。

まとめ

いかがだったでしょうか

この記事では海外インターンの基本事項から始まり、メリット・探し方を解説してきました。海外インターンが少しでも皆さんにとって身近なものになっていれば幸いです。

本サイトでは他にもインターンシップ関連のコラムを数多く公開しておりますので、そちらもあわせてご覧ください。

 

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