「資源やリスクなどを管理し、求める成果や目標に対して効率的に経営上の効果を得ようとする」こ…
【大きな変貌!?】スポーツにおけるブランディングの変化
ここ数年で、スポーツブランドにおけるブランディングは大きな変貌を遂げました。
そこには、コロナ禍を経験したことが主な理由として存在します。
本コラムではその理由と具体的な変化について紹介していきます。
オンラインが主流に
外出の自粛が求められたコロナ禍を経て、スポーツブランド商品の主な販売方法は店頭からオンラインへと変貌を遂げました。
さらに、在宅時間の増加により、自身の生活を見直す人が多くなり、それとともに自身の生活に必要なものを見直す人が増加しました。その結果、今まで以上に「価値がある」ことを効果的に消費者に伝えることがブランディングにおいて求められるようになりました。
また、オンライン化が進むことによって、消費者が一人一人の価値観を自由にSNSで発信できるようになり、オンライン上で他人と意見を交わすことも容易になりました。
オンライン化は、消費者の本音の意見とともに商品選択を行うことができるという消費者側のメリットと共に、企業側としても消費者のニーズの具現化や、消費者とのオンライン上でのやりとりが可能になるなど、関係性を構築しやすくするメリットをもたらしています。
SNSでのブランディング
先述したようなオンライン化が進むことによって、企業はSNSを通じた商品情報の発信に力を入れるようになりました。
今までは店頭で実際に手に取って使用感を体感してもらっていたものを、いわゆる「商品レビュー」のような形で、使用方法や効果、使用感を記載した記事や動画を配信し、購買意欲を高める方向にシフトする動きが多くみられるようになっています。
手に取って自身の感覚で購入するか否かを決めるよりも、オンライン上で周りの声を参考にするように変化が進んだのです。
健康意識の変化
コロナ禍では、免疫機能を高めるために、健康意識を改善する人が多く現れ、スポーツ関連商品の売り上げは増加しました。
3密という概念が誕生したことにより、室内でもアウトドアスポーツかつ人との接触が少なめであるゴルフやランニングに取り組む人が増え、ゴルフウェアやランニングシューズは大幅に売り上げを増加させています。
まとめ
コロナ禍においてスポーツブランドに起きたブランディングの変化について、理解できたでしょうか。
このようなコロナ禍における変化はマーケティングの分野に限らず、他の分野でも見られるようになっています。
オンライン化が進んだことで、より最新の情報を得ることが、いかなる分野においても求められています。
本サイトでは、他分野のスポーツビジネスに関する記事も掲載しているので、是非目を通してみてください。