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【今さら聞けない…】面談と面接、何が違う!?
皆さんはインターンシップに参加したことがありますでしょうか。
インターンシップの選考の流れとして、エントリーシート、筆記試験、面接といった流れで行う企業が多くあります。最近では、筆記試験はWEBテストが主流になっていたり、面接をオンラインで行う場合もあります。
インターンシップの参加目的の多くが、業界・企業・職種理解と、就活を視野に入れています。
では、皆さんは企業と就活生が情報交換を行える「面談」があることを知っていますか。
今回の記事では、この企業を理解するための「面談」についてお話していきます。
面接と面談の違い
相違点
面談は面接と違い、合否にほぼ影響せず事前に特別な準備をする必要もありません。
目的
これらの目的は以下のように異なっており、面談は対等な立場同士での話し合いが行えるのが特徴です。
面接
「企業が応募者の採否を見極める場」
面談
「企業と応募者が互いを深く知る場」
面談の種類
面談には大きく分けて4つの種類があります。
リクルーター面談
企業から依頼を受けた社員がリクルーターとなり、選考の過程で優秀と判断された学生に連絡を取り、行う面談。早期選考として実施する企業もあります。
カジュアル面談
合否が下されることはなく、カフェなどでリラックスした雰囲気で行われることもあります。服装も自由であり、企業が応募者をより深く知る機会であると同時に、応募者が企業を知る機会にもなります。
内定者面談
内定が出た後に条件のすり合わせなどを行います。希望する部署を聞かれたり、入社後の流れについて説明されることもあります。
電話、WEB面談
感染症対策として、普及した面談方法となります。カジュアル面談と同様、気軽なコミュニケーションを取ることができます。
以上のような種類があり、今回の記事ではカジュアル面談に注目していきます。
メリット
企業側
- 就活生の悩み(本音)を知れる
- 企業側の強みを伝えることで、就活生の迷いや不安の緩和につながる
- 今の就活生がどのような点で悩んでいるのかを知ることで、今後の募集の参考にできる
- 就職後の短期離職を防ぐ
- 就職前に、事前に働いている人の声を聴いてもらうことで、企業とのミスマッチを防げる
- まだ志望度の低い候補者や転職潜在層との接触機会が作れる
応募者側
- 企業について知ることができる
- 業界・企業・職種理解につながる
- 自分に合った仕事環境かどうか知ることができる
- 長く続けられる仕事の発見に繋げられる
- 担当者の方と対等な立場で話すことができる
- 面接のような「きれいな回答」を気にする必要がなく、フラットな状態で質問できる
質問内容
カジュアル面談では、給与・待遇・仕事のやりがい、職場に対する不満なども聞けます。また、本選考に向けたアドバイスをもらうことも可能です。実際に、自己PRやガクチカなど、面接のような質問をされることもあります。そのうえで、面接を突破するために足りない部分などをフィードバックしてもらい本番に活かすのも良いでしょう。
聞いてみたい質問5選
職場の雰囲気はどうか。
上司の人柄や社内イベントについても話を聞くことで、実際に入社してからの自分を想像しやすくなります。
入社した理由
就職活動の先輩として、志望動機や就活の軸について話を聞くことで、自分自身の今後の就職活動に活かせるでしょう。
仕事のやりがい
どのような業務内容なのかにも触れることで、具体的な将来のビジョンにつなげられます。
キャリア形成
自分が思い浮かべている将来の姿をこの仕事で実現できるのか。また、自分の強みが活かせる会社なのかを知ることは職業選択における重要な判断材料となるでしょう。
勤務日の流れ
出社から退社までの流れ、また、休日の確保について聞くことで、社会人になった際の生活リズム、仕事とプライベートの様子についてミスマッチを防ぐことができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、企業を知ることができる「面談」について説明しました。
実際に、現場で働く人から話を聞けることは貴重ですし、社会人になった際のイメージを膨らますこともできます。また、面談で聞いた話を選考の際の面接に活かすこともできます。「〇〇さんから、この会社は△△が強みだと聞き、自分に合っていると思いました。」など、感じた内容を活かすことで、企業側に本気度を伝えることができるのではないでしょうか。
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