【大学生必見】企業の目線で考える学生がインターンシップに参加するメリットとは?

【大学生必見】企業の目線で考える学生がインターンシップに参加するメリットとは?

投稿日:2024年4月23日 更新日:2024年4月25日

インターンシップ関連
コラム

近年、インターンシップを実施する企業は増加傾向にあり、さらにインターンシップへの参加に対する学生の意識も高まっています。

インターンシップは必ずしも参加が必要となるわけではないですが、企業や業務に対する理解を深める機会として、特に就活生にとっては意味のある機会と言えます。

また、インターンシップの実施には学生側だけでなく、企業側にもメリットがあるため各社によって実施されると考えられます。

そこで今回は企業側のメリットを理解した上で、学生がインターンシップ、特に長期的なものに参加するメリットをご説明します。

インターンシップ

インターンシップとは、学生が就職する前に企業や組織で実際に就業体験をすることであり、簡単にいうと「社会に出る前に、実際の仕事や業務を体験する」ことです。企業はインターンシップの場を提供することで、学生に自社の業務内容や働き方への理解を深めてもらうことを目的とします。

企業にとっては、インターンシップを通じて就職活動前や就職活動中の学生に自社の魅力を伝えることができるため、新卒採用選考に参加する学生の母集団形成や、優秀な学生の早期囲い込みなどが期待できます。

インターンシップが注目される背景

インターンシップを取り入れる企業が増加しているのはなぜなのでしょうか。インターンシップが企業側にとっても注目されている背景を下記で解説します。

就職活動の期間の変化

インターンシップが注目される背景の1つが以前に比べて就職活動の期間が短くなっていることです。これまでに経団連が定めた就職活動開始時期を見ると、2012年卒までは10月から、2013年~2015年卒は12月から、さらには2016年卒は3月からと開始時期が徐々に後ろ倒しになっています。企業は学生との接点をとれる時間が短くなり、結果として自社の魅力を十分に伝えきれないことや、双方を深く理解する時間が少なくミスマッチが生まれやすい状況になっていると考えられます。

2021年以降、政府主導でスケジュールを定めることが決まりましたが、採用広報活動は卒業・修了年度直前の3月1日以降となっています。そのため、企業としては限られた時間の中でミスマッチを少なく採用数を獲得しなければならない状況となっています。

インターンシップ実施の目的

上記の理由から、短くなった就職活動期間内で他社と競うのではなく、解禁の前段階で優秀な学生を見つけておき、自社の選考に参加してもらうことで、採用活動において優位になることができます。

①学生との接点

他社との競争を優位に進める上で、早期段階で学生といち早く接点を創出することは重要と言えるでしょう。より多くの学生と出会うことができ、インターンシップ中の働きを確認することで、企業側は優秀な人材を見極めることが可能となります。

②人材の育成

インターンシップは企業にとって学生を育成する機会とも言えます。長期的なインターンシップであれば、実際の働き方に近い業務を任せることで、社会人としての基礎的なマナーやスキルを得たうえで働きだすことができます。

③ミスマッチを防ぐ

企業側で考えると、内定後の辞退や入社後の早期離職をされてしまうと損失は非常に大きなものとなります。入社後にミスマッチが起こらないよう、業務体験や社内での交流を通して自身がその企業で働くイメージを抱いてもらうことで、できる限りミスマッチの防止に繋がると考えられます。

インターンシップ参加のメリット

企業の目線からインターンシップを考えると、企業側の利点が理解できたかと思います。これまで述べてきた企業側のメリットを踏まえて、学生がインターンシップに参加するメリットを説明します。

①理解を深める

志望する業界や企業、具体的な業務内容に対して理解を深めることができるでしょう。インターンシップはアルバイトとは異なり、実際の社員と近い業務を体験することができます。そのような体験を通して、企業の説明会等では理解することのできない部分の解像度を上げることができるでしょう。

また、志望する企業であれば、職場の雰囲気も実際に足を踏み入れてみないとわからない場合も多いです。社会人とのコミュニケーションを通して職場の雰囲気を理解することは、入社後のギャップに苦しむことを防ぐことに繋がります。

②ビジネススキルの習得

社会人としての基本的なビジネススキルを身に付けることができる点もインターンシップ参加の大きな利点と言えるでしょう。社会人としてのマナーだけでなく、必要なコンピュータースキルも身に付けることができます。

③自己分析を深める

実際にインターンシップを行う中で、自身の適性を見つけることに繋がる可能性があります。自身の考えや価値観を再度見直す機会となり、就職活動の際に自身と志望業界、企業がミスマッチしていないかを確認することができるでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回はインターンシップへの参加を考えるにあたり、企業の目線から企業側のメリットを踏まえ、学生がインターンシップに参加するメリットを解説しました。

インターンシップは実務経験を通して、働くことへの理解を深めることのできる貴重な機会となっています。

仕事に対する理解や基本的なビジネススキルを身に付けたい方は是非一度インターンシップへの参加を検討してみてください。

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