【就活生必見】サマーインターンって何?いつから?参加するメリットは?などの疑問を徹底解説!

【就活生必見】サマーインターンって何?いつから?参加するメリットは?などの疑問を徹底解説!

投稿日:2023年12月27日 更新日:2023年12月27日

インターンシップ関連
コラム

2023年現在、就活生にとってインターンシップ(以下インターン)という単語は一般的になり、インターン参加経験のある学生は8割を超えるほどです。今回の記事では、大学3年生になり、多くの学生が初めてインターンを経験する場となるサマーインターンについて詳しく解説します。

「みんな夏になってインターンの話してるけど、そもそもインターンって何??」

と不安になっている方は特に要必見です。

当記事では、サマーインターンの

  • 定義
  • 選考過程
  • 内容
  • 秋・冬インターンとの違い、参加する意義・メリット

の順に解説していきます。ぜひ最後でご覧ください。

サマーインターンの定義

まずそもそもサマーインターンの定義から軽く説明していきます。

明確な定義が決まっているわけではありませんが、短期間の就業体験を通じて、仕事や企業、業界、社会への理解を深めることができるインターンのうち、夏休み期間の7月~9月に行われる短期形式のもの(1~5日)を一般的に「サマーインターン」といいます。当記事でもこの7月から9月に行われるインターンをサマーインターンとして解説していきます。

「短期」インターンと「長期」インターンの違いについては以下記事をご参照ください。

【学生必見】短期インターンで周りの学生に差をつけよう!

サマーインターンの一般的なスケジュール

サマーインターンの開始時期が早い企業では7月からということは、7月にインターンの準備を始めるのでは遅いです。3年生の就活年間スケジュールは大まかにこのようになります。

リクナビやマイナビといった大手就活サイトに新大学3年生用にOPENされるのが毎年4月ですので、4月以降に多くの企業はインターンの情報を公開し始めます。サマーインターンに参加したい方は、4月ごろからサイトへの登録・エントリーシートの作成・選考対策など準備を行う必要があるということです。

インターン参加に向けた選考過程

インターンへの参加を目指すにあたって、多くの企業では選考を実施します。選考過程では、本選考同様の選考が行われますので、事前の準備が必要です。

①エントリーシート(ES)

多くの企業はインターンを志望する学生に対してまずエントリーシート(ES)の提出を求めます。

エントリーシートとは、学生が企業に応募する際に提出する応募書類のことで、その内容は企業により異なります。

質問としては、

  • 当社のインターンシップを志望された理由をお書きください。
  • 学生時代に頑張ったことを教えてください
  • 自分の長所を教えてください

といった内容の、応募者の志望度や人間性を図るものが一般的です。多くの企業で似た質問がされるので、回答はコピーしてまとめておくようにしましょう。

②グループディスカッション(GD)

社会人における仕事はチームワークが大半です。一つのプロジェクトに対し、メンバー間の意思疎通をとりながら合意形成を図る能力は極めて重要だといえるでしょう。その能力を見るのがグループディスカッションです。

グループディスカッションでは、4~5人のグループで決められたお題に対して議論を行い、結論をまとめなくてはなりません。ESと異なり、就活においてはじめてグループディスカッションを行う人がほとんどですので、慣れ不慣れが大きく差をつけます。また、グループによっては事前に役職を決める場合がありますので軽く紹介しておきます。

  • ファシリテーター(通称ファシリ)

議論の進行役で、全員の意見を吸い上げまとめる役割を担います。

  • タイムキーパー

多くのグループディスカッションでは制限時間が定められているため、時間管理が大切です。事前にどこの議論にどのくらい時間を割くか決めておく場合が多いですので、その時間になったら全員に告知するのが主な役割です。

  • 書記

その名の通り、議論の議事録を作成しておくのが主な役割です。グループディスカッションでは、アウトプットの質だけでなくその過程も重視されます。そのため、どのような議論を経てその結論に至ったかメモする書記の役割は重要です。またコロナの影響でオンライン形式のグループディスカッションが多いことから、タイピング能力は強く求められます。

  • 発表役

議論の結果生まれたアウトプットを短い時間で選考官に伝える役割です。議論の要点を正確かつ分かりやすく説明する能力が求められます。この役職に関しては、議論前でなく議論後に決める場合が多いです。

選考通過の上で大事な点は主に3つあります。

1 .前提確認を必ず行う事

グループディスカッションのお題は、たいてい抽象的なものが多いです。そのため、前提確認を班員の中で行わないと認識のずれが生じ、議論が思ったように進まない場合があります。逆に言えば、前提確認を積極的に行うなど各々の認識をすり合わせる作業を積極的に行っている人は高評価です。

2 .適切な発言量を守ること

その名の通り、議論ですので周りの雰囲気に押され、地蔵になってしまうのは最悪です。議論に参加する意思がないとみなされてしまい、全く評価されません。一方で、グループでの議論ですので自分ばかりが話し過ぎてしまうのも微妙です。あまり話していない人に話を振ったり、全員が参加できる環境を作ることが大切です。

3 .時間がないからと焦らないこと

多くのグループディスカッションではお題が抽象的な割に、時間が足りないことが多いです。ただ、あくまで学生のワークであるため社会人レベルのアウトプットは求められません。ほかのメンバーの意見を真っ向から否定するような喧嘩腰な態度は避けましょう。どの企業も、「この人と一緒に仕事がしたいかどうか」が最後の決め手ですので、人当たりの良さはとても大切です。

③面接

上記2つの選考過程を突破すればいよいよ面接です。インターンの場合はオンライン面接の形が多いですので通信環境には十分配慮するようにしましょう。学生側が複数人いる集団面接と、面接官との1対1形式の個人面接の2種類存在します。

面接の上で意識すべき点は多いですが、大事な点を3つにまとめました。

1 .結論ファースト

聞かれた質問に対しては、まず結論から述べるように意識しましょう。面接は面接官とのコミュケーションですので、一方的に話してしまうと聞き手も要点がつかみづらくなってしまいます。

2 .笑顔

先ほども話しましたが、選考のうえでこの人と一緒に働きたいかどうかは大きな要素です。話すときはなるべく笑顔を心掛けましょう。おすすめの方法として、面接前に無理やり笑顔を30秒くらいキープしておくというものがあります。表情筋が緩み柔らかい雰囲気を自然と出せるようになります。

3 .熱意

最後のポイントは熱意です。企業側からしても、同じ能力であれば自分の会社により入りたいと考えてくれている学生を優先して取りたいはずです。熱意を見せる方法は多々ありますが、企業分析を重ね、「なぜその企業でなくてはならないか」を言語化しておくことが大事です。

サマーインターンの内容とは

サマーインターンで行われる内容としては、会社説明やオフィス見学といったよくあるプログラムから、学生同士で協力するワーク形式のものなど企業・開催期間によって様々です。

ただ、サマーインターンの趣旨は、「学生に、自分の会社が何をしている企業で、どんな人を求めているか知ってもらいたい」というものが多いですので会社の歴史やビジネスモデルを知ってもらうといった内容のプログラムが冬に比べると多い印象です。

募集要項にどのようなプログラムが行われるか記載してある場合がほとんどですので、応募前に必ず目を通すようにしましょう。

サマーインターンに参加するメリット

ここまでサマーインターンの選考過程やその内容について取り上げてきましたが、サマーインターンに参加するメリットっていったい何なんでしょうか。ここからはそんなサマーインターンのメリットについて紹介します。

①参加へのハードル

7~9月は多くの大学が夏休みで授業を行わないことから、長期インターンや11・12月に行われる秋冬インターンに比べると、大学との両立のハードルはそこまで高くありません。そのため多くの企業がインターン募集を行っており、選択肢も数多く存在します。

②選考経験を積める

先ほど紹介したエントリーシート、グループディスカッション、面接といった選考過程は多くの学生にとって未知の領域です。いきなり本選考でそれらの過程を経験する人と、インターンで選考経験を豊富に持つ人では大きな差が生まれます。

どのようなエントリーシートが企業に評価されるのかなど、実際に体験できるのは大きなメリットといえるでしょう。

③早期選考に進めるなどの優遇がある

サマーインターンの最大のメリットは早期選考に進める場合があるという点でしょう。

早期選考とは、企業がオフィシャルに行う本選考よりも前に行われる選考のことで、一部選考過程がカットされたりとインターンに参加していない人にはない優遇です。

2025年卒業の方からはインターンのルールが改正され、企業はインターンで得た学生情報を採用活動に利用できるようになりました。よってインターン経由での内定者の割合は今後ますます上がっていくことが予想され、インターンの重要性もそれに伴いあがっていくでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。サマーインターンの時期にはまだ志望業界は決まっていないという方がほとんどです。

ですので、あまり業界を絞らずに多くの企業に応募してみてください。

本サイトでは、インターンシップやスポーツ業界に関するコラムを多数公開しています。ぜひそちらも併せてご覧ください。

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