インターンシップ面接を徹底対策|事前準備が9割!?

インターンシップ面接を徹底対策|事前準備が9割!?

投稿日:2023年5月18日 更新日:2023年7月12日

インターンシップ関連

多くの大学生が参加するインターンシップ、近年ではインターンシップ募集の中で面接による選考を実施する企業が増加しています。

皆さんの中には面接に苦手意識を持っている方や、インターンシップ面接がどのような面接なのかよくわかっていない方も少なくないと思います。

そこで本記事では、インターンシップ面接と採用面接の違いやインターン面接でよく聞かれる質問、面接の事前準備でするべきことを徹底解説します。これからインターンシップ面接を受けようとしている方に特におすすめの記事です。

インターンシップ面接と採用面接の違い

インターンシップ面接と採用面接、いわゆる本選考では企業の面接の目的が大きく異なります。

まず本選考は実際に入社してもらう人を選考するための面接であるため、長期的な目線で会社の雰囲気とマッチしているか、企業の成長に貢献してくれるかなどを見極めるために行われます。そのため、幅広い質問で学生の人物像や経験などを明らかにしていきます。

一方、インターンは、会社の魅力を知ってもらう、インターンシップを通して業界の働き方や雰囲気を体験してもらうことに主眼を置いているため、その選考は学生の基本的能力、インターンへの参加意欲や基本的なマナーを問うものであることが多いです。

インターン面接でよく聞かれる質問

上述したインターンシップ面接の特徴を踏まえて、インターン面接でよく聞かれる質問とその質問の理由について解説していきます。

①志望動機系の質問

これについてはインターンシップ面接も採用面接も変わりませんが、「なぜこの会社に入りたい(インターンをしたい)のか」という質問は面接の中で必ずされる質問だと言っていいでしょう。

ただ、インターンシップ面接の場合は企業で働きたい理由よりも、なぜインターンシップに参加しようと思ったのか、何を学びたいのかといったインターン自体への参加理由や意欲について聞かれることが多いようです。この質問を通して、インターンに対する熱意や目的意識を汲み取ろうとしていると考えられます。

②自己PR系の質問

志望動機系の質問の次によく聞かれるのが学生自身についての質問です。

企業は学生生活において注力していること、サークルやアルバイトについて、学生自身の性格や長所短所についてなど、様々な角度からの質問で学生の経験やパーソナリティを知ろうとしていると思われます。また、中には「一分間で自己PRをしてください」と学生に比較的自由に話させる形式の質問もあるようです。

③逆質問

面接の最後に「何か質問はありますか?」と企業側から逆質問されるケースが多いようです。

この質問は単にインターンシップの活動についての疑問や不安を解消する目的のほかに企業への関心度や考え方を図る意図もあると考えられます。逆質問では質問への回答では伝えきれなかった自身の人物像や経験、スキルについてアピールする機会なので、「特にありません」で終わらせるのではなく、事前に準備をしておきましょう。

面接の事前準備でするべきこと

ここまででインターンシップ面接の概要や典型的な質問についてお分かりいただけたと思います。ここからはインターン面接に自信をもって臨むために、事前にしておくべきことについて解説します。

①自己分析

自己分析はインターンシップ面接・採用面接問わず大切な準備です。「自分がどのような人物なのか」を深く理解し、他人に説明することができるのは面接官にも好印象を与えるだけでなく、その後のキャリアにおいても大切なことだと考えられます。

自己分析には様々なやり方がありますが、すべての手法に共通して大切なことは自分の能力・思考について客観的に分析することです。表を使って自分の強みや弱みをカテゴライズしてみたり、自分の思考をクモの巣状に書き出して自分の考え方や思考回路を整理してみたりすることが非常に有効です。

また、友人や家族に自分の考えや性格、長所短所を分析してもらう「他己分析」を自己分析の中に反映していくと、より洗練された分析になります。

自己分析は今まで気づかなかった「新しい自分」に気づくための第一歩でもあるので、大学に入学したものの、やりたいことが見つからない1年生や将来に不安を感じている2,3年生にもおすすめです。

②情報収集

自己分析がある程度終わったら、次は面接を受ける企業についての情報収集をしましょう。

この記事の前半で、インターンシップ面接はその企業で働きたい理由を聞く採用面接とは違うという話をしましたが、いくら企業についての質問が少ないからといってその企業についてあまり知らない状態で面接に臨むのはオススメできません。

事前に企業のホームページを見て、企業理念や会社の今後の展望についてある程度把握しておきましょう。そうすることで、その企業に合わせた自分の強みのアピールや他の学生と差をつける逆質問をすることができます。

また、同じ業界の他の会社のホームページを見て、その会社の他社とは一線を画す強みや特徴を頭に入れておくことも面接官の印象に残るための大事な事前準備です。

③履歴書やESを見直す

ここからはいよいよ面接本番に直結する準備です。本番をイメージしながら真剣に取り組みましょう。

インターンシップ面接の場合でも履歴書やESを事前に企業に提出しなければならない場合が多いです。そこで大切なのが、提出する書類は事前にコピーをとるかデータを保存しておき、提出後も履歴書やESの内容を確認できるようにしておくことです。

面接官は手元に提出された書類を参照しながら面接を進めていくため、もし面接前に提出書類を見直すことができないと、面接での回答内容や受け答えの様子と書類に書かれている内容に齟齬がうまれてしまい、面接官に違和感を持たれてしまう可能性があります。

そのような事態を避け、提出書類の内容と面接での回答に一貫性を持たせるために事前に再度記入内容を確認しておくことが大切になります。

④定番質問への回答をある程度考えておく

先述のように、インターンシップ面接では自己PRや志望動機など定番と呼ばれる質問がいくつかあります。

そのような質問に対して、回答の内容や構成、そして強調するポイントなど回答の一連の流れをある程度考えておきましょう。あらかじめ想定される質問に対する回答を準備しておくことで落ち着いて面接に臨むことができます。

しかし、典型的な質問に対する回答を完璧に準備するのも望ましくありません。なぜなら、面接本番で予想していた質問をされたときに準備した完璧な回答を再現しようとして棒読みになってしまったり、予想とはすこし違う質問の仕方をされたときにパニックに陥ってしまい、うまく答えられなくなったりする危険性があるからです。

こうしたリスクを回避するためにも定番質問に対する回答の準備は話す内容と順番、強調するポイントをふんわりと決めておくことに留めておきましょう。そうすることで、面接本番で想定していた質問とは少し異なる聞かれ方をされたとしても、落ち着いて答えることができます。

まとめ

いかがだったでしょうか?

この記事ではインターンシップ面接と採用面接の主な違いや面接でよく聞かれる定番質問、そして面接に自信をもって挑むための事前準備の方法についてご紹介しました。

インターンシップ面接では事前準備が非常に重要だということがお分かりいただけたと思います。

本サイトは他にも志望動機の書き方や面接時の服装・髪型など、面接の準備にとても役立つコラムが充実していますので、ぜひ他のコラムもチェックしてみてください。

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