インターンシップ(以下、インターン)のプログラムにグループワークを行う企業も多くあります。…

これを読んでインターンのプレゼンを成功させよう!
インターンシップ(以下、インターン)に参加した企業の中にはプログラムの一環で、最終日にプレゼン発表を実施する企業もありますね。
慣れていないプレゼンに苦手意識を持っている学生も少なくないでしょう。ましてや、大人(社会人)の前でプレゼンすることに緊張し萎縮してしまうのは当然です。
本コラムでは、インターンのプレゼン作成時のポイントやプレゼンを成功させる方法を解説します。
最終日プレゼンで企業が見ているポイント
企業がプレゼンの時に見ているポイントをご紹介します。
①学びと成長
最終プレゼンでは取り組みの成果を確認したいという企業側の意図があります。
インターン期間中に得た学びを自分のものにでき、インターンを通じて成長できているかを見ています。
あなた自身でも成長の指標を設定し、インターン開始前に自分が得たいものや目標を定めておくと良いかもしれません。
インターン期間中に1つでも成長につながる姿勢を持ちながら臨むと印象がよくなるでしょう。
②社員の方から得たアドバイスへの対応力
プレゼン資料を作成するにあたり、受け入れ先企業の社員の方からアドバイスを頂ける機会があると思います。その時に、頂いたアドバイスをきちんと受け止め、実行できるかを社員の方は見ています。
アドバイスを頂いた時には、メモを取ったり、すぐに実行してみるなど、積極性をアピールするチャンスとなります。
③プレゼンスキルが備わっているか
プレゼンのスキルは本選考の評価対象になり得ます。
なぜなら、プレゼンのスキルは企業に入ってから必要になるからです。
入社後も活躍できる人材であることをアピールする良い機会ですので、しっかりと準備して臨みましょう。
プレゼン発表で良い評価を得られれば、本選考へのスカウトが来る場合が多くあります。
④限られた時間のなかで成果を出すことができるか
実際に社会人となり仕事をすると期日というものが常にあります。
最終日のプレゼンが期日だと考え、初日から最終日までの期間でどの程度の仕事ができるのかを企業側は見ています。
学生が定められた期日内にどう行動し、作業を進めていくのかも企業側は見ています。
期日内でしっかりと終わらせられるよう意識しながらインターンに臨みましょう。
プレゼン準備1:構成を考える
企業の方が最終日のプレゼンで何を見ているのかを理解できたら、次にプレゼンの構成を考えましょう。
まずは大まかなスライドを作成しよう
スライドを作り始める際は、大まかなスライドから作成しましょう。
自分の中のストーリーを確認するだけでなく、議題に逸れたスライドを作成しない防止策ともなります。
目的や目標を明確にしよう
最初に目的や目標を明確化しなければ、スライド完成時にコンセプトや方向性がずれたスライドになっている場合が多くあります。
効率的にスライド作成できるのはもちろんのこと、方向性が逸れてしまいがちな学生の方には効果的な取り組み方です。
プレゼン準備2:実際に作成してみよう
スライドの見やすさを意識して作成しよう
基本的には、1スライド1テーマが聞き手にとっては見やすいでしょう。
スライドに文字を打ち込んでしまう学生が多いですが、聞き手に伝わりづらい可能性が大いにあります。
聞き手は発表している学生を見ています。聞き手が評価しているのは、話しているあなたの姿です。スライドに書いてある文章をただ読み上げる発表をしない為にも、自分が強調したいことや、重要だと思うポイントを絞りましょう。
自分がわからない単語はしっかり調べる、それでもわからない場合は使わない
インターン先には業界用語など、学生ではなかなか知ることのない単語が多くあります。
スライド作成時にその業界用語を使用し、発表時にその単語の部分で言い方やイントネーションがわからなかったり、そもそも意味が分からずに詰まっている学生が多くいます。
もちろん、調べて理解した上で使用するのはすごく良いことだと思います。しかし、調べてもよくわからない場合はスライドに記載するのは控えた方が自分の評価のためにも最善策といえるでしょう。
プレゼン準備3:発表に向けて準備しよう
発表の練習を繰り返し行いましょう。
プレゼンをする時は、事前準備は非常に大切です。
発表時に、ものすごく緊張してしまう人は特に練習を繰り返し行いましょう。
発表練習を繰り返し行えば自信を持てるようになり、本番の緊張も少しは緩和することができると思います。
聞き手は、何度も練習してきた学生のことを見てわかりますし、堂々としている学生には好印象を持ちます。
本番では、大きな声ではっきりと発表できるようにしっかりと事前準備を行いましょう。
質問を予想しておこう
発表終了後や発表途中で聞いている社員側から質問が出てくるでしょう。
その時にしっかりと受け答えができるよう、予めどのような質問が出てくるのかを予想しながら準備するとよいでしょう。
質問をされた時にフリーズしてしまう学生が多くいるので、質問にスムーズに返答できると印象がよくなると思います。
スライドで不足部分を作り、あえて質問を引き出すのもテクニックの1つです。
大人の前で話すことを普段から意識して取り組もう
冒頭にもお伝えしましたが、プレゼンを社員の前や企業によっては役員の前で発表することになるでしょう。
インターン生だけの前での発表であれば多少の緊張で済むところが、大人の前となると緊張の度合いが大きく変わってくるかと思います。
対策の1つとしては、普段から大人の前で話す機会を意識的に作りましょう。
プレゼンを成功させるために必要なこと、注意点
スライドの文字を読み上げるだけの発表はやめよう
上述したように、スライドの文字を読み上げるだけの発表は印象を下げてしまいます。時間を設けてプレゼンする意味がなくなってしまうからです。
プレゼン時は聞き手に目線を配りながら話すことを心掛けましょう。自信がないと目線を配れず、ついスライドの方ばかりに目が行ってしまいがちです。
そうならないように事前準備をしっかりとすることが、自信をつける特効薬になるはずです。
ちなみにプレゼン発表時のコツは、よく頷いてくれる人たちを序盤で見つけ(自分の味方を見つける)、その人たちに向けて発表するようにすると、賛同されてると思うことができ、緊張も和らいできて良い発表ができるようになると思います。
単語の意味、イントネーションを準備段階でしっかり調べること
上述したように、発表時に自分が作成したスライド内の単語の意味や読み方がわからないようなことがあれば、評価が下がってしまうポイントとなってしまうでしょう。
自ら墓穴を掘らないよう、事前にできる準備はしっかりとやっておきましょう。
また、聞き手が知らない単語をスライドに記載している場合は、その単語の意味について質問が来る可能性があります。その時に説明できる準備をしておくと評価が上がる可能性があるでしょう。
結論を最初に言う
結論を先に言うことで、話が周りくどくなく、聞き手もストーリーを意識して聞くことができるようになります。
最初に結論を言い、最後にもう一度結論を述べることで、伝えたい内容が強調して聞き手に届くでしょう。
この時に気を付けるポイントは、最初に述べた結論と最後に述べる結論に違いがあると聞き手は混乱し、どの結論を伝えたかったのかが分からず「まとまりがない」や「一貫性がない」と評価されてしまうので気を付けましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、インターンでのプレゼンに焦点を当てた内容となっております。
プレゼンがあるからそこの企業のインターンを避けるのではもったいないです。プレゼンに向けて準備をしっかりと行えば自信が付きあなたのキャリアを拓ける可能性は十分にあります。
プレゼンが苦手な学生の参考になれば幸いです。
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