ベンチャー企業でのインターンシップについて徹底解説!

ベンチャー企業でのインターンシップについて徹底解説!

投稿日:2023年5月23日 更新日:2023年7月12日

インターンシップ関連
コラム

近年、新卒の学生の就職先としてベンチャー企業の注目が高まっており、皆さんも一度はベンチャー企業という言葉を耳にしたことあるでしょう。また、就職活動中の大学生の中にはベンチャー企業でのインターンシップ(以下、インターン)に関心がある人も少なくないと思います。

そこで今回はベンチャー企業でのインターン活動の特徴やメリットなどについて徹底解説します。ベンチャー企業でインターンしてみたいけど、実際どのような業務をするのかわからず不安を抱えている方には、特におすすめの記事です。

ベンチャー企業とは

経済産業省は平成2016年に行われたベンチャー有識者会議において「ベンチャー宣言」として、「ベンチャーとは起業にとどまらず、既存大企業も含めた企業としての新しい取り組みへの挑戦である。」とまとめています。ベンチャー企業自体に明確な定義はありませんが、「ベンチャー宣言」をもとにすると、ベンチャー企業とはリスクもある革新的なビジネスやサービスを展開していく企業のことだと考えることが出来ます。

また全体として、設立からあまり年月が経っていない小規模から中規模の会社が多い傾向にあります。

【参考】「ベンチャー宣言」経済産業省 https://www.meti.go.jp/policy/newbusiness/downloadfiles/yushikisya_kaigi_torimatome.pdf

ベンチャー企業でのインターンの特徴

インターンは企業規模関係なく多くの会社で実施されていますが、大企業とベンチャー企業のインターンではその期間や内容に違いがあります。ここではベンチャー企業でのインターンの特徴を3つ紹介します。

長期インターンが多い

ベンチャー企業のインターンの大きな特徴の一つとして、期間が最低2,3か月の長期インターンの募集が多いことが挙げられます。主に大企業が実施している2,3日間の短期インターンは会社説明会のような立ち位置であることも多く、インターン生は会社の雰囲気をつかむことはできますが、実際の仕事内容については表面的にしか理解できずに活動が終わってしまうことが多いです。

一方、長期インターンでは、企業側がインターン生を会社の戦力として捉えていることが多く、ほとんどの場合で実際の業務に携わる機会があります。そのためベンチャー企業のインターン活動では、業界の特色や、良いところ・悪いところを深く知ることが出来ます。

会社の成長に直接関わることが出来る

前提として、全ての企業は事業の発展を目指して日々活動しています。その中で、特にベンチャー企業は少ない社員で会社の成長を目指しているため、インターン生が社員と同様の業務に関わる機会も必然的に増えます。ここではインターン生が実際に関わる主な業務の内容を紹介します。

営業

既存・新規問わず、事業を発展させるためには新規の顧客や取引先を獲得することが不可欠です。そして、その顧客開拓や取引企業を増やすための営業活動をインターン生に任せる企業も少なくありません。

営業活動を体験することで、社会人と接する経験を積むことができ、採用面接に自信をもって臨むことが出来ます。また、営業活動を成功させ、会社に貢献したときには大きな成功体験を得ることが出来るでしょう。

既存事業の発展に関わる業務

既存事業の発展に関わる業務としては主に以下のものが挙げられます。

  • マーケティング
  • 記事作成
  • 商品企画
  • プログラミング
  • SNS運用
  • 広告運用

ご覧になって分かるように、既存事業の発展には多様な業務が関係しています。そのため、インターン生は大学の専攻や自分の技能・知識を生かせる「自分に合った」業務を見つけることが出来るでしょう。また、様々な業務を実際に経験することで自分のスキルアップにつながり、それまで気が付かなかった「自分の可能性」に出会う可能性もあります。

ベンチャー企業でインターンをするメリット

裁量が大きい

上述した通り、多くのベンチャー企業は社員が少なく、インターン生も大切な戦力としてみなされます。そのため、裁量が大きく責任のある仕事を任せてもらう機会も少なくありません。

そのような仕事では自分で課題を発見・解決する自主性が求められますが、インターンを通して成長したいと考えている学生にとっては大きなメリットでしょう。

また裁量が大きいといっても、全てを学生に任せて責任も担わせるのではなく、社員が丁寧にサポートするので、臆せず積極的にチャレンジすることが出来ます。

経営者と社員の距離が近い

ベンチャー企業では、創業者社長や経営者が社員と近い距離で仕事をしている場合が多いです。そのためインターン生であっても、経営者と直接話をしたり、考えを聞いたりする機会も多く、貴重な経験をすることが出来ます。

また将来独立や起業を考えている人にとっては、起業までのプロセス、起業後の経営方法、困難の乗り越え方、社員のマネジメントについてなど、独立や起業のノウハウを吸収することが出来ます。

人脈が広がる

ベンチャー企業でインターンをすることで同じ熱量を持った同世代の仲間に出会うことが出来ます。インターン活動を通して、高いレベルで切磋琢磨することで相乗効果が生まれ、お互いに高い経験値を得ることが出来ます。

また、インターンで出会った仲間は将来のキャリア選択の相談に乗ってくれたり、独立のサポートをしてくれることでしょう。このように貴重な人脈を手に入れることが出来るという意味でも、独立や起業を目指す人にはベンチャー企業でのインターンを強くおすすめします。

就活の大きな武器になる

ベンチャー企業でのインターン活動で得られる経験は、間違いなく就活に生かすことが出来ます。学生時代に力を入れたこと、いわゆる「ガクチカ」として長期インターンの経験を活用するだけではなく、実際の活動の中で身に着けた言葉遣いや振る舞いを採用面接で実践することで面接官に良い印象を与えることが出来るでしょう。

また、希望する業界とインターン活動をした業界が同じ場合、活動中に学んだ業界に関する知識が就活における最高のアピールポイントとなります。そのため就職したい業界が決まっている学生ほど、その業界での長期インターンに参加することをおすすめします。

ベンチャー企業でのインターン情報の探し方

実際にベンチャー企業のインターンに参加することを決めた後のインターン募集企業の探し方についていくつか紹介します。

インターン情報が集約されているサイト

この方法が一番オーソドックスで、多くの募集企業を見つけることができます。

総合就活情報サイトの中の一つのカテゴリーとして情報が集約されている場合もあれば、中には長期インターン情報に特化したサイトもあります。このようなサイトを使うメリットとしては、時給や勤務場所など希望の条件に合った募集情報を絞り込んで検索することができることが挙げられます。

知人や先輩の紹介

実際にインターンをしている大学の友人や先輩からその会社を紹介してもらうのも一つの方法です。

応募する前に友人や先輩からインターンの活動内容や業務量などを聞けることや、会社側もインターン生の紹介ということで応募者にある程度の安心感を抱くため、面接が通りやすくなることがメリットとして挙げられます。

イベントに参加する

企業合同のインターン説明会が開催されている場合はそれに参加してみるのもいいでしょう。なぜなら複数の企業のインターン募集情報を入手できるだけでなく、応募する前に実際に企業の人と話ができたり、他の学生と情報を交換できたりするためです。

まとめ

いかかだったでしょうか。

この記事ではベンチャー企業でのインターンについて、そのメリットや探し方を解説してきました。ベンチャー企業でのインターンは、責任が伴う仕事を担う機会が多く、大きく成長できる可能性があることがお分かりいただけたと思います。

本サイトではスポーツ業界のインターン募集情報を掲載していますので、そちらもあわせてご覧ください。

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