【就活生必見】企業が高いコストをかけてインターンシップをする目的とは??

【就活生必見】企業が高いコストをかけてインターンシップをする目的とは??

投稿日:2023年3月14日 更新日:2023年8月23日

インターンシップ関連

ここ数年、インターンシップに参加する学生の割合は年々増え続け、ついに約8割の大学生がインターンシップ参加経験があるといいます。

ただ、学生の皆さんの中には「インターンシップって何のために行うの?」「みんな参加しているけど自分も参加した方が良いの?」と思う方はたくさんいると思います。

そんな方に向けて、今回は企業がインターンシップを行う目的や意味について詳しく説明していきます。

インターンシップの目的とは?

インターンシップとは、企業が実施する学生向けの就労体験です。参加目的は人によって異なりますが、「業界・企業への理解」のためにインターンシップへ参加する学生が大多数です。

ただその他にも「新しい知識や経験を得るため」や「その業界に自分が適しているかを試すため」「志望企業に内定するため」など参加する学生の目的は様々です。

企業がインターンをおこなう目的・企業側のメリット

インターンを実施する企業側の目的を考えると、企業が学生に何を求めているのか、おのずと分かってきます。

企業が貴重な時間・人材などのコストを使ってインターンを実施する目的は、学生以上に明確でシビアです。

それだけ採用というのは、組織にとって価値が高く、一大イベントなのです。

多くの企業がインターンを実施する意図は「事業(仕事内容)の理解」「優秀な学生の確保」「ミスマッチの防止」の3点です。

①事業(仕事内容)の理解

企業側は学生に対して、自社に理解を深めたうえで応募してほしいという思いがあります。一部の超有名企業以外は、社名を聞いただけで何をしている企業かわかる企業は少ないでしょう。名前だけは聞いたことはあるが、何をしている企業なのかは知らないといったパターンもあるでしょう。

また学生側も企業や事業内容についてよく知らないまま選考を受けると、理解度が低く、志望動機と事業内容にギャップが生じ、選考がうまく進まないケースが多いです。

能力はあるのに「知らない」ことが原因でチャンスを逃すのは双方にとって大きな痛手となります。

インターンは、企業や仕事への理解を深め、ギャップを生まないためにも、双方にとって大切な活動といえます。

②優秀な学生の確保

優秀な学生ほど早期に就職活動を終了してしまう傾向があります。

インターンで優秀な学生の選考を進め、内定承諾を確保したいという意図が企業側にはあります。

また、働く社員たちの魅力や仕事に対する熱意を感じてもらい、会社に親しみを持ってほしいとも思っています。

いわばインターンシップは企業側も学生に対してのアピールの場でもあるわけです。

つまり、インターンを通して「この企業で働きたい。成長したい」と思ってもらい、多くの学生に選考に参加してもらいたいのです。

そうすることによって優秀な学生を採用する可能性も高まり、入社以降も良い影響を及ぼすといえます。

③ミスマッチの防止

企業側は、採用や育成にかなりの時間と人材などのコストをかけています。

新入社員研修も終わり、これからの活躍を期待というところで退職されてしまったら、それまでかかったコストがすべて無駄になってしまいます。

学生がインターンシップに参加し、会社への理解や適性を分かった上で応募してもらえば、ミスマッチが起きる可能性を大きく減らすことができます。

インターンシップに参加するときの注意点

インターンシップでは、社会人としてのマナーを守って参加しましょう。

いくら卒業前とはいっても、社会人と一緒に働いている以上あなたも社会人の一人として見られているという意識をもって参加しましょう。

必要なものは事前に確認し、忘れ物のないよう注意しましょう。

下記特に注意するべき点を2つピックアップしました。

参加中のマナーに気を配る

インターンシップに参加すると、社員と一緒にいる時間も長くなります。慣れてくると、マナーをおろそかにしてしまうこともあるでしょう。そんな中でも、言葉遣いや身だしなみ、挨拶、立ち居振る舞いといった基本的なマナーを守るように意識づけましょう。
ビジネスマナーが分からなかったりするのは経験の少なさからある程度許されても、挨拶や言葉遣いといった基本はしっかりチェックされています。

インターンシップに参加するときの服装・持ち物

参加案内を事前に確認し、持っていくものがあるか確認しておきましょう。

交通費や給与の支給のために、印鑑が必要な場合もあります。

服装に指定がない場合は、リクルートスーツで参加するのが無難ですが、ビジネスカジュアルでも問題ありません。

控えめで落ち着いた色味を選びましょう。カバンは無難なものを選びましょう。

また今は職種にもよりますが、多くの場所でリュックでも問題ありません。

インターンシップ先企業を選ぶときのポイントは?

インターンシップ先の企業を選ぶときは、実際にインターンシップに参加した先輩から話を聞くことがいいと思います。

就職情報サイトを使って情報を集めるのもありです。最初は業界・業種を絞らず、少しでも興味がある会社のインターンシップに積極的に参加し、自分がこの業界や業種にあっているのかを考えながら、徐々に志望企業を絞っていくのがオススメです。

就職活動を始める前から企業を絞りすぎると、自分に適している会社にたどり着けないこともあります。

また、インターンシップのほとんどは大学夏休みの時期に集中しており、自分が参加したいインターンシップの日程が被ってしまう可能性もあります。

そのため、スケジュール管理をしっかりと行い、計画的に応募先を選ぶよう注意しましょう。

また、人気企業のインターンシップのほとんどは選考が行われるので、必ずしも参加できるわけではありません。

インターンシップの選考の流れ

人気企業のインターンシップのほとんどは選考が行われます。

応募書類を提出し、個人面接や集団面接を受けるのが基本的な流れです。

応募の締め切り時期は、インターンシップ実施の約1ヵ月前が多く、夏のインターンシップでは6月の第1週を応募締め切りとしているところも多いです。応募忘れには気を付けしょう!

まとめ

以上、企業がインターンを開催する目的から始まり注意点や選考の流れについて紹介してきました。

目的意識を持ってインターンシップに参加することによって、就職活動では大きなメリットを得られますので、しっかりと準備をしてから参加するようにしましょう。

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