インターンシップに必要な持ち物をチェック!

インターンシップに必要な持ち物をチェック!

投稿日:2023年3月14日 更新日:2023年9月4日

インターンシップ関連

インターンシップ(インターン)とは「企業・団体での就業体験」のことです。

インターンシップに参加し、実際の業務やそれに近い体験をすることで、その企業や業界・職種、社会全体への理解を深めることができます。

その企業の一員として業務にあたることとなるので、先方にもその企業のクライアントや関係先に失礼がないよう準備をしていきましょう。

この記事では、インターンシップに必要なもの、役立つものをご紹介します。

インターンシップの充実を有意義なものとするために、必要な持ち物を把握してしっかり準備していきましょう。

【最低限】まずはインターン先からの案内を確認

当たり前のことですが、まずはインターンシップの参加案内(メール等)に記載されている持ち物をチェックしましょう。

最低限これをおさえておけば問題はありません。よくあるものとして、筆記具、印鑑、受付票、身分証(免許証・学生証)、履歴書などがあります。

企業から指定があった場合は当然ですが、具体的に指示されない(=社会人として持ってきて当たり前)場合もあり、企業の担当者はそういったところも見ています。

必須の持ち物を下記にご紹介しますので、うっかり忘れてしまわないように注意していきましょう。

<書類系>

事前に資料や業務関連のシート、タイムスケジュールなどが配布され、案内メールに「印刷して持参」するよう指示がある場合もあります。

書類がデータで共有された場合、印刷して持参するように記載があるかよく確認しましょう。仮に指示がなくとも、印刷して持っておいて損はないでしょう。

もちろん、提供された書類の内容には事前に目を通しておきましょう。

また、履歴書などの書類提出が必要な場合もあります。配布された資料とは別にまとめておくと提出する際にスムーズでしょう。

もし、必須書類を忘れてしまった場合は、速やかに先方へ申し出てください。忘れてしまったものは仕方がないので、気づいた時点で報告し、指示を仰ぎましょう。

ミスに気がついた時点で速やかに報告することも社会人にとって大切なことです。

<スマホ・携帯電話>

当日、公共交通機関の遅延など、トラブルで遅れてしまうことも考えられますし、当日に企業側から連絡が入ることも考えられます。

連絡手段としてスマホ・携帯電話は必ず持っておきましょう。

インターンシップ先の企業へ初めて行く場合、乗り換え案内や地図アプリなどを利用すると便利です。

<印鑑・現金>

インターンシップでは、初日にNDA(秘密保持契約)を締結することがあります。

必要な場合は案内メールの記載されていることが多いですが、記載がなかったとしても念の為持参しましょう。

朱肉も合わせて持っておくことをおすすめします。「NDAに押印する=内部情報を他言しない」という誓約であり、情報漏えいが発覚した場合には罰則規定や場合によっては法的措置をとられてしまうケースもありますので、注意しましょう。

キャッシュレス決済が一般化してきており、普段現金を持ち歩かない方もいらっしゃると思いますが、インターンシップにおいては現金を持っておいたほうが無難でしょう。

先輩や他のインターン生と食事に行ったりする機会があったり、職場の最寄りのお店が現金のみというケースもあるので、念の為数千円は持っておきましょう。

<手帳やスケジュール帳>

メモやスケジュールをスマホアプリで管理している方も多いですが、インターンシップ中にスマホを操作していると、周囲から見て何をしているか分からないため印象が悪くなってしまうかもしれません。

インターンシップ中のメモやスケジュールの記録は紙媒体ですることをおすすめします。

授業やアルバイトなど、予定を事前に書き込んでおきましょう。

メモをするためにノートも準備しておくと安心です。

<ボールペン等の筆記具>

筆記具は「黒のボールペン」が必須です。シャープペンは芯が折れて飛んでしまったりするので避けましょう。

また、消せるボールペン「フリクション」を利用している方もいらっしゃると思いますが、フリクションは正式書類には使えないためおすすめできません。

ただし、筆記テストなど実施される場合もあるので、念の為「シャープペン(もしくは鉛筆)」「消しゴム」は持参しておきましょう。

<時計>

インターンシップ中はタイムスケジュールが決められていることがあるため、時計は必要です。スマホの画面を見るのは印象がよくないので、腕時計を付けることをおすすめします。

高価な時計・大きい時計・ジュエリータイプのもの好ましくないため、小ぶりで大人しいデザインのものを身に着けましょう。

就職活動中や就職してからも使うことができるので、適したものを持っていなければ購入を検討しても良いでしょう。

<学生証>

本人確認および大学への在籍確認をされる場合がありますので、学生証は持っておきましょう。

複数企業が入っているビルなどへ訪問する場合、総合受付で取り次いでもらうこともあります。

社会人であれば名刺を見せますが、学生の場合は学生証を見せなければならないことがあるので注意しましょう。

あったら便利な持ち物は?

ここまでは必須の持ち物を見てきましたが、ここからは「あったら便利」な持ち物をご紹介します。

不測の事態に備えて準備しておくことで、気持ち的な余裕をもってインターンシップに臨めるでしょう。

<モバイルバッテリー>

インターンシップ先企業への行き方や連絡先・案内メールなど、多くの情報が入っているスマホ。

充電が切れてしまっては、企業にたどり着くことすら困難になってしまうかもしれません。念の為モバイルバッテリーを持参しましょう。

<折りたたみ傘>

急な雨に備えておきましょう。ビジネスバッグであれば折り畳み傘を入るスペースもあるはずなので、万が一の時のために備えておくと安心です。

企業によっては傘を貸してくれることがありますが、本来は社員や来客向けに用意しているものですから、極力持参した傘を使いましょう。

<名刺入れ>

ご自分の名刺を持っていなくても、名刺入れは持参するのが吉です。

参加先企業やパートナー企業の方から名刺をいただくこともあります。マナーとして持っておきましょう。

男性の場合はジャケット内側の胸ポケット、女性の場合はジャケットに胸ポケットがないことが多いので、鞄の取り出しやすいところに入れておきましょう。

<ハンカチ・ティッシュ>

普段から持ち歩いている方が多いかもしれませんが、インターンにはハンカチ・ティッシュを持参しましょう。

<クリアファイル>

インターンシップでは書類をもらうシチュエーションが多いです。受け取った書類を紛失したり汚してしまうことがないよう、クリアファイルで管理しましょう。

<歯ブラシ(マウスウォッシュ)>

ランチの後は、歯の汚れ・口臭が気になることもあるため、歯を磨くことをおすすめします。マウスウォッシュなども良いでしょう。

<常備薬>

普段から服用している薬があれば持参しましょう。体調不良で本来のパフォーマンスが発揮できない、自分だけでなく周囲にも迷惑をかけてしまいます。

<健康保険証>

インターンシップに限らずですが、健康保険証は常に携帯しておきましょう。

ケガや体調不良はいつなってしまうか分かりません。インターンシップ中のケガや体調不良は労災が適用されることもありますが、労災の手続き上も保険証の提示が必要となります。

<カーディガンなどの上着>

活動場所の気温・室温は行ってみないと分かりません。

また、そのときの体調などによって感じ方も違うでしょう。体調管理の一部として、上着を持参しておくことをおすすめします。

<予備のストッキング(女性)>

インターンシップや就活の際、女性は予備のストッキングを持っておきましょう。

「こんな時はどうすればいいの…?」ケース別対処法

〈case.1〉媒体によって指示されている内容が異なる

企業から送られてきたメールと企業のHPで指定されている持ち物が異なる場合もあります。その場合は、両方に記載されているものはもちろん、どちらか一方にしか載っていないものに関してもすべて持っていくのが安全です。すこし持ち物は増えてしまうかもしれませんが、忘れ物の心配なくインターンに臨むことができます。

〈case.2〉企業から持ち物に関する案内がない

稀にですが、インターン時の持ち物に関する案内が一切ないケースもあります。その場合は、「必須の持ち物が特にない」というケースであることがほとんどですので、上述した必須の持ち物をもっていけば、困ることはないでしょう。

〈case.3〉遠方からの参加で、スーツケースを持ってきた

地方から都内のインターンに参加する際は宿泊を伴うものがほとんどであるため、どうしても荷物が増えてしまい、スーツケースを持ってくる学生も少なくありません。そこで迷うのが「スーツケースをそのまま会場に持ち込んでもよいのか」ということです。結論からいうとスーツケースの持ち込みは「極力避けるべき」です。

持ち込みを避けるべき一番の理由が、周りに迷惑をかけてしまう可能性があるからです。スーツケースはサイズがあるため、場所をとってしまいます。また会場の通路が狭い場合は、通行の妨げとなってしまう可能性もあります。そのため、駅のコインロッカーや宿泊施設のフロントに預けておくのが適切でしょう。

しっかり準備してインターンシップを有意義なものに

インターンシップに必須の持ち物・あったら便利な持ち物 について紹介しました。

事前に案内されているものはもちろんのこと、当日の動きや不足の事態をイメージして持ち物を準備しましょう。前日や当日からの準備では間に合わないこともあるので、数日前から着々と準備しておきましょう

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