【悩み別に解説】就職活動がうまくいかない人へ

【悩み別に解説】就職活動がうまくいかない人へ

投稿日:2024年5月29日 更新日:2024年5月30日

コラム

就職活動を進めていく中で、すべてのことがうまくいき、希望の企業に入社できる人はそう多くないはずです。

大半の人は、就職活動を通して様々なことに悩みながら、自身のキャリアプランの実現に向けて少しずつ進んでいくのではないでしょうか。

今回は、就職活動に関する”よくある悩み”をいくつか取り上げ、その解決のためのヒントを解説していきます。

今悩んでいる人はもちろん、現時点では順調に進んでいる人やまだ就活を始めていない人もぜひ最後までご覧いただき、今後の参考にしてみてください。

就活生の悩みランキングTOP10は??

まずは、実際の調査に基づく就活生の悩みランキングをご紹介します。

同じ悩みを持っている就活生がたくさんいると知るだけでも、焦りや不安が軽減されるかもしれません。

以下のランキングは、日本語入力&きせかえ顔文字キーボードアプリ「Simeji」により調査・発表された「Simejiランキング Z世代が選ぶ!! 就活の悩み TOP10」を引用しています。

1位:面接に自信がない

2位:自分に向いている仕事がわからない

3位:何をしたらいいかわからない

4位:やりたい仕事がみつからない

5位:自己分析が下手

6位:活動時間が長くなる

7位:社会人になること自体が不安

8位:自己PRで言うことがない

9位:就職先の本当の状況がわからない(雰囲気、仕事量など)

10位:活動が遅れていて焦る

みなさんの悩みは含まれていたでしょうか。

何らかの形で就活がうまくいかずに悩みを抱えている学生はやはり多いものです。

それでは次の項目で、具体的な悩みをいくつか取り上げながら対処法を解説していきます。

”悩み”との向き合い方・解決方法

それでは、今回は「面接のやり方」「自分に合った仕事の見つけ方」「自己PRのやり方」に関する悩みを取り上げ、実際に解説していきます。

面接のやり方について

ランキングでも第1位となった面接に関する悩み。

そもそも、これまでの人生の中で面接の経験が豊富な人はあまり多くないはずです。

中学や高校の受験、アルバイトの選考などで経験がある人もいると思いますが、「自分は面接の経験が豊富だから大丈夫!」と自信を持てる人はそういないのではないでしょうか。

つまり、面接に対して自信が持てなかったり、不安を感じたりするのは当然のことなのです。

大事なのは、自分が苦手に感じる理由を自分で把握すること。

経験の少なさだけが不安の原因となっている人もいれば、それに加えて、初対面の人と話すのが苦手な人、そもそもコミュニケーション自体が苦手な人、自分の伝えたいことをうまくまとめるのが苦手な人、などその原因は様々なはずです。

自分が苦手に感じる理由を客観的に分析して理解することで、その対策が可能となり、漠然とした不安感は解消されるはずです。

苦手の理由がわかれば、あとは具体的に対策するのみです。

友人や先輩に面接官役になってもらい、練習に協力してもらうこともおすすめです。

「自分はここが自信がないんだ」とあらかじめ伝えておけば、その点に関する客観的な意見をもらうこともできるでしょう。

注意点として、「自分はうまくできないから、前もって聞かれる質問を把握して答えを作っておこう」と、Webサイトなどにある、よく聞かれる質問集に対する一問一答のみの用意をしてしまうと、いざ本番で予想外の質問をされた時に答えに詰まってしまう可能性があります。

完全な答えを作って丸暗記するのではなく、ある程度の要点や流れを作って柔軟に対応できるようにしましょう。

自分に合った仕事の見つけ方

ランキングの第2位と第4位は「仕事の見つけ方」に関する悩みでした。

やりたい仕事や自分に合った仕事がわからないという学生は多いようです。

はじめの一歩としては、就活サイトなどのサービスとして展開されている「適職診断」の利用が手軽でおすすめです。

ただし、短時間で自分の性格や向き不向きを分析してくれる適職診断は便利ではありますが、その結果をすべて鵜吞みにしてしまうことは避けた方がよいでしょう。

適職診断の結果はあくまで回答が数値化されたものにすぎませんし、結果ページで表示される向いている仕事、向いていない仕事は数ある業界・職種のうちのほんの一部です。

あくまでその結果は参考程度に、あるいはその結果をひとつの足掛かりとして、様々な業界について自分で調べてみましょう。

また、これは自己分析にも繋がることですが、自分がこれまでやりがいを感じたこと、積極的に努力できたこと、興味を持ってきたこと、などを振り返ってみることで、自分にあった仕事に近づくきっかけになるかもしれません。

それでも興味のある仕事が見つからない場合は、給与、勤務場所、福利厚生といった勤務条件で企業を探してみるのもひとつの手です。

勤務条件で判断することはよくないことだと考える人もいるかもしれませんが、自分の希望にあったストレスのない環境で働くことはやりがいにも繋がりやすいはずですし、新卒で入社する企業に一生勤めなければいけないわけでもありません。

実際に社会に出て働く中で自分のやりたいことが見つかれば、その時に新しいことにチャレンジするのでも遅くはないはずです。

あまり気負いすぎずに、なんとなく惹かれる仕事や企業を探してみる、くらいの気軽な感覚で今の自分に合った仕事を見つけてみましょう。

自己PRのやり方

第8位にランクインした「自己PRで言うことがない」という悩み。

この悩みを抱えている人の中には、面接官の印象に残る何か特別なエピソードを話さなければいけない、と思っている人も多いのではないでしょうか。

確かに特別なエピソードは自分をアピールするために強力な武器となることは間違いありません。

ですが、絶対になければならない、持っていなければ面接では太刀打ちできない、というわけではないのです。

自分にとっての強みであればどんなことでも、伝え方次第で魅力的なアピール材料になります。

そして、それらの「強み」には、何かそう思える理由やエピソードがあるはずです。

その理由やエピソードをしっかりと相手に伝わるように言語化することが大切であり、企業側を惹きつける自己PRのコツとも言えるでしょう。

そのために、自己PRを作成する前の下準備として、まずは自己分析を丁寧に行うことが大切です。

自己分析を通して自分を客観的に見つめ、そうして気づいた自分の強みを説得力をもって話せるようにしましょう。

まとめ

今回は、就職活動がうまくいかない、就職活動への悩みを持っている人へ向けて、解決に近づくヒントを解説しました。

みなさんが自信を持って就職活動に臨むための一助となれば幸いです。

当サイトでは就職活動に関する様々な記事を多数公開しているため、ぜひご覧ください。

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