インターンシップ(以下、インターン)のプログラムにグループワークを行う企業も多くあります。…

インターンシップで質問したい事や注意点とは?
インターンシップ(以下、インターン)に参加するメリットの一つが、実際に働いている社員の話を聞けることではないでしょうか。そして、気になったことをその場で質問できるのもインターン参加のメリットの一つです。また、入社してからのギャップをなくすために、実際に働いてみないと分からないことについて質問することで、企業への理解を深めていきましょう。
会社説明会のみ参加している学生に比べて、インターンに参加している学生の方が社員の方に質問するタイミングが多いのは言うまでもないことでしょう。だからこそ、インターンに参加した学生は1つ1つの質問を有意義なものにしたいですよね。
当コラムでは、インターンに参加した学生にとって有意義な時間になるように「質問」に焦点を当てて紹介していきます。
インターンで質問するメリットは?
インターンで質問することで得られるメリットを3つご紹介しまう。
積極的な姿勢だと評価される
インターン生の中で、積極的に質問する学生とそうでない学生とでは、社員の方からの業務に対する姿勢の評価に大きな違いが出てくるのではないでしょうか。つまり、積極的に質問をする学生は、前向きに学ぶ姿勢をアピールすることができます。
慣れない環境で、初体験の業務ばかりだとは思いますが、与えられた仕事をただ受け身でこなすのではなく、積極的に質問すると周りの学生と比べた時でも良い印象が残るのではないでしょうか。
業界内や社内の情報を取得できる
インターンに参加すると、自分に興味がある業種・業界の理解を深めることができます。また、自分がやりたいことを見つけることができたり、またはすでに自分がやりたいことがあった時の背中を押してくれるきっかけになるはずです。
しかし、上述したようにただ受け身になって業務をするだけでは、その業界や社内の深い部分を理解することができません。少し聞きづらいことでも勇気を持って質問すると、あなたの将来に繋がる答えが返ってくる可能性は十分にあります。
社員の方とコミュニケーションが取れるようになるなど、つながりを持てる
積極的に質問する学生は社員の方に顔を覚えてもらいやすくなります。顔を覚えてもらうと、そうでない学生と比べて社員の方とのコミュニケーションが増えてくるのではないでしょうか。
コミュニケーションの機会が増えると、その会社の改善点を社員目線の考えで教えてもらえたり、他の社員の方を紹介してもらえるなど、つながりが広くなってくると思います。そのような環境を作ることができると、本選考に向けた良いスタートダッシュが切れるのではないでしょうか。
インターンで質問する3つのタイミング
ここでは、インターンに参加中に質問するタイミングを3つ紹介します。
1 on 1 面談やグループミーティング内での質問
インターン参加期間中に社員の方と面談をする機会が複数回設けられるでしょう。この面談では、業務進捗確認や途中経過の心境を聞くことが多くあります。この面談は質問をするには一番良いタイミングだと思います。
また、参加するミーティングによっては普段関わることがない他部署の社員の方からの話を聞けるなど、立場が違う社員の方へも質問する機会がある可能性がありますので、より多角的に企業を理解することができるようになるのではないでしょうか。
業務中での質問
こちらは企業の事を知るというよりかは、行っている業務に関しての質問が多くなるのではないでしょうか。そして、社員の方が近くで働いている場合が多くありますので、質問するには良い環境ではないでしょうか。
業務を通してその業界や企業を理解することができる場合もありますので、業務上の表面的な質問だけでなく、業界や社内の雰囲気もわかる質問をすると良いと思います。
業務終了後での質問
こちらは、上記業務中の質問よりかは自分が気になったことが聞きやすいタイミングかと思います。業務中よりはラフな質問ができるタイミングかと思います。
ただし、気を付けなければいけないのは、インターン生の業務は終了したが社員の方は仕事をしている可能性がありますので、タイミングが悪いと答えてもらえない可能性がありますので、聞くタイミングは意識して質問するようにしましょう。
質問をする際に意識するポイント
就活の軸を意識しながら質問
重複しますが、インターンに参加するメリットは希望の業界や会社を深く理解し、入社時にギャップを生み出さないことです。その為には、インターン参加中にあなたの就活軸を意識しながら質問をすると、本選考を有利に突破することができるのではないでしょうか。
まずは、インターン参加前に自分の就活軸やそこで学びたいことをある程度固めておかなければなりませんが、そのやり方は、以下のコラムを参考にしてみてください。
メモを取る
質問をした時にメモを取ることは習慣化しておくと良いでしょう。メモを取る理由には、質問した内容と回答を忘れないことが挙げられますが、実はもう一つ理由があります。
それは、その時の感情を忘れないこと。質問した内容と回答は覚えている場合が多くありますが、「なぜ質問しようと思ったのか」、「その時の自分の心情はどうだったのか」を覚えていることは少ないのではないでしょうか。実はそれもったいないです。その感情を忘れてしまうと、本選考の面接時に機械的な受け答えになってしまう可能性が十分にあります。自分の言葉で話せるようにその時の感情含めてメモを取れると良いと思います。
質問の意図を添えながら聞く
積極的に質問することは良いことだと上記でお伝えしましたが、聞きたいことをそのままストレートに聞くと、誤解を招いたり逆に印象が悪くなる可能性があるので注意しましょう。例えば、福利厚生や残業など、その会社の働き方をダイレクトに聞くと「働く意欲がないのかな」や「この会社のビジネスに関心がないのかな」などマイナスな印象を与えてしまう可能性があります。
対して、「仕事も大事ですが、将来家庭を持った場合、子どもとの時間や自分の時間をしっかり確保したいと欲しいと考えています。育児休暇の取得率はどれくらいでしょうか?」などと聞けば、質問の意図がわかり、失礼にはなりません。
給与や労働時間などは意図を添えながら聞くとマイナスなイメージを持たれずに質問できますので意識しましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
インターンにただ参加し受動的に業務をするのではなく、質問を積極的にするなど意欲的に参加することで、あなた自身の将来の役にも立つ経験になるでしょう。インターンに参加するだけでも他の参加していない学生よりかは頭一つ抜けていますが、質問をしより業界や会社を理解することでそれ以上に周りとの差を広げるチャンスがありますので、意識して取り組んでみてはいかがでしょうか。
当コラムでは、他にもインターンに関するコラムを多数掲載していますので、是非ご参考までにご覧ください。