進路選択に迷っている高校生、特に受験生の皆さん、スポーツ業界に興味はありませんか?部活やク…
【学生必見】スポーツ業界の仕事の種類について詳しく解説!!!
学生時代にスポーツをしていて、社会人になってもスポーツにかかわりたいとぼんやり考えている学生は非常に多いでしょう。その一方で、一口に「スポーツ業界」と言っても、その種類は多岐にわたります。
皆さんのイメージの中ではスポーツと何ら関係のない企業でも、スポンサー活動としてスポーツ選手を支援していたりなど、スポーツに何かしらの形でかかわりを持つ企業の数は皆さんの想像以上に多いです。
この記事では、スポーツ業界への就職を考えている皆様に向けて、スポーツ業界の仕事の種類について解説していきます。ぜひ最後までご覧ください。
スポーツ業界とは
スポーツ業界とは、スポーツに関連するサービスや商品を提供している企業・分野のことを全般を指します。
「スポーツチーム(プロスポーツ)」「スポーツメーカー」「スポーツトレーナー」「スポーツ施設」など、さまざまな仕事・分野が思い浮かぶと思いますが、その種類は多く、多様化しています。
多様化しているスポーツ業界での仕事は、大まかに分けると「スポーツに直接かかわる仕事」と「スポーツ事業に間接的にかかわる仕事」の二つがあります。
ここからはスポーツ業界の代表的な分野について、詳しく解説していきます。
スポーツに直接かかわる仕事
皆さんが思い浮かべる、いわゆる「スポーツ業界」とはスポーツに直接かかわる仕事をしている人でしょう。種類は多岐にわたりますがここでは代表して4つの仕事を紹介します。
①スポーツ用品メーカー
世界規模だと、「アディダス」と「ナイキ」の2企業世界2強といわれる総合メーカーです。アディダス創業者、アドルフダスラーの兄、ルドルフ・ダスラーが創業した「プーマ」も著名企業です。スポーツにあまり興味がない人でも聞いたことのある企業ではないでしょうか。
日本国内ではシューズが主力製品である「アシックス」、野球業界では圧倒的なシェアを持つ「ミズノ」、ウェアでの支持率が高い「アンダーアーマー」などが有名です。
スポーツに携わった経験のある方ならば、これら企業の商品を一つは買ったことがあるでしょう。積極的に海外展開を行っている企業が多く、今後も規模を拡大させそうな注目の分野です。
②スポーツ用品小売店
①で企画、製造した商品を実際に店頭に並べ売るのがスポーツ用品店です。多くの場合、様々なスポーツの商品を取り揃えています。
用品店の販売員を目指す場合、それぞれのメーカーの特徴やスポーツごとの特徴の違いを抑えておく必要があるでしょう。
③フィットネスクラブ
スポーツインストラクターなど指導員の方はフィットネスクラブで活躍する方も多いでしょう。体を鍛える、動かすのが好きといった方にはおすすめの職業です。
RIZAPが手掛ける無人24時間営業の「chocozap」が大きな話題を呼んでいますが、ジムやヨガ、スポーツクラブを総称したフィットネスクラブはここ最近の健康志向の高まりとともに注目度を増しています。今後も注目の分野です
④チームドクター、トレーナー
実際にプロやアマチュアのスポーツチームに直接かかわる仕事としてチームドクター、トレーナーが挙げられます。
特にプロスポーツでは選手だけでは試合は成り立ちません。このようないわゆる「裏方」業務をこなす人がいて初めて選手たちは試合ができるのです。チームの遠征についていく機会も多く、チームに直接貢献することができます。
特にチームドクターを目指す場合、医師免許を取得してから4年以上経っていることと、日本スポーツ協会あるいはその加盟団体・準加盟団体からの推薦が必要なことは覚えておきましょう。
スポーツ事業に間接的にかかわる仕事
現在拡大しているスポーツ業界において、スポーツにかかわるチャンスは非常に多くあります。ここではメインがスポーツの仕事ではないですが、スポーツに間接的にかかわる職種をいくつか紹介します。
①マスコミ業界
年々少なくなっては来ていますが、テレビでスポーツの試合を放送したり、新聞やネット記事でスポーツ関連の話題を取り上げたりなどスポーツ業界とマスコミ業界は関連性が深く、共に成長してきた業界と言えます。
特に新聞などの紙媒体だけでなくインターネットなどに掲載する記事を書くスポーツジャーナリストは、マスコミ業界の中でもスポーツにかかわる機会が多いでしょう。
取材力だけでなく読者に試合の面白さをよりよく伝えるための文章力も必要とされるでしょう。
②食品業界
食品業界ではスポーツ関連事業として、アスリートに向けた食品の開発・販売を行っている場合があります。
トップアスリートやスポーツチームと食品企業がスポンサー契約を結び、プロテインやドリンクなど選手が利用する食品の提供を行っているケースは非常に多いです。
選手やスポーツにかかわる人の「カラダ」を作るという側面から食品業界はスポーツにかかわることができます。
③エンタメ業界
ここ最近ではスポーツ業界の市場規模が大きくなるなかで、スポーツ系のイベントの開催が多くなっています。
エンタメ業界とスポーツ業界が提携し顧客に観戦価値を提供しようとする姿勢は今日のトレンドであり、コロナが回復していく今後もますます広がっていくでしょう。選手とのスポンサー契約を結ぶエンタメ企業も増えています。
元プロ選手が始めるYouTubeなど、引退後のアスリートのキャリア構築においてもエンタメ業界が裏側でサポートしているケースは多々見られます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。皆さんが思っているよりも、社会に出てスポーツ関連に仕事に携わるチャンスは多いです。特に成長産業としてスポーツが注目されていることからも、今後別業界とスポーツ業界が密接に結びついて新たな価値を生み出していくでしょう。
当サイトでは他にもスポーツ業界に関連する様々なコラム記事を掲載していますのでぜひそちらも確認してくだると幸いです。