【最新】稼げる?稼げない?スポーツ業界年収ランキング【部門別】

【最新】稼げる?稼げない?スポーツ業界年収ランキング【部門別】

投稿日:2023年9月6日 更新日:2023年9月6日

スポーツビジネス関連

野球やサッカー、バスケで相次いで世界大会が開催され、今後ますます発展していくことが予想されるスポーツ業界。

学生の皆さんの中にも、スポーツにかかわる仕事をしたいと考えている方は多いでしょう。一方で、スポーツ業界というと激務のわりに稼げないと考える人は多いでしょう。

スポーツ業界とは?業界の仕組みや分野・トレンドを解説!

実際にサイトで調べてみても、サイトによって数字、年度が違っていたりと参考にならない場合があります。

今回はそんな皆さんのために、スポーツ業界に特化した平均年収のランキング(2022年度ver)を紹介します。各企業の有価証券報告書から調べたデータですのでかなり実際の数値に近いものとなっています。ぜひ最後までご覧ください。

スポーツ業界年収ランキング【メーカー編】

一口にスポーツ業界と言っても数が多いので、スポーツを専門に扱うメーカー、小売店に分けてそれぞれの年収ランキングについてまとめました。

まずは皆さんも聞き馴染みのある企業が多いスポーツメーカーのランキングになります。

注:有価証券報告書を公開している日系企業限定 (参照元:各企業有価証券報告書)

外資系のスポーツメーカーの年収を参考までに載せておくと、年収ランキング1位のナイキは760万円、2位のアディダスは478万円、3位のプーマは515万円(参照元:ライトハウス)となっていました。

外資系企業の平均年収データに関しましては、回答人数や回答者の役職によって変わりうるデータですので、あくまで参考程度にしてもらえれば幸いです。

1位 シマノ(872万円)

シマノは自転車部品および釣り具などをの製造・販売を主要事業とするグローバル企業です。

特にスポーツ自転車部品部門では世界最大のシェアを誇り、「ツールドフランス」などの世界的ロードレース大会においても多くのチームや選手に愛用されています。

2位 アシックス(864万円)

アシックスは、競技用シューズやスニーカー、アスレチックウェアなどを中心に製造・販売するスポーツメーカーです。

恐らくほとんどの日本人がアシックスの製品を何かしらの形で利用した経験があるでしょう。スポーツメーカー部門での売上は圧倒的1位で、近年の健康ブームでスポーツシューズの売り上げが拡大し、今では総売り上げの約8割を占めるまで成長しました。アシックスのスポーツシューズは海外でもシェアを拡大しています。

3位 遠藤製作所(741万円)

遠藤製作所はあまり聞き馴染みのない方も多いかもしれません。

新潟県燕市に本拠を置き、世界中で愛されるゴルフのクラブヘッドや、自動車等鍛造部品などの生産を主として行っているスポーツメーカーです。プロゴルファーの松山英樹さんも同社がヘッドの製作を手がけたクラブを愛用しているそうです。

4位 デサント(726万円)

ランキング第4位は販売代理店としても知られるデサントです。

日本の多くのスポーツメーカーが一つのスポーツに特化した製品づくりを行っているのに対して、デサントは様々なスポーツ用品の製造・販売を行っています。また、衣服内の温度を下げ熱中症のリスクを軽減する新素材「クーリスト」でも話題になりました。

5位 ゴールドウィン(710万円)

ゴールドウィンはスキーやアウトドアスポーツブランドを展開する会社です。

特にスポーツアパレルとしての評価が高く、自社ブランドのほか「THE NORTH FACE(ザ・ノースフェイス)」などの数多くのブランドを展開していることでも知られています。

6位 グローブライド(670万円)

グローブライドは釣り用品の製造・販売を中心に行うメーカーです。

聴き馴染みのない方もいると思いますが、旧社名の「ダイワ精工」のほうが有名かもしれません。釣りファンにはおなじみの会社で世界でも10%のシェアを誇る釣り業界最大手企業です。

7位 ミズノ(646万円)

スポーツメーカーと言えばで真っ先にミズノを思い浮かべる方は非常に多いでしょう。

全体の売り上げこそアシックスに後れを取っていますが、国内での売り上げはアシックスを上回る業界最大手です。近年ではテニスやゴルフ、フットサルのスクール事業を展開し、スポーツの楽しさを伝える活動も積極的に行っています。

8位 住友ゴム工業(669万円)

住友ゴム工業はダンロップやファルケンといったタイヤブランドを展開し、ゴルフクラブ・ボールやテニスラケットなど関する商品を幅広く展開しています。

9位 ゼット(594万円)

9位は野球経験のある人であればだれもが馴染みのあるゼットです。

野球用品のシェアでみると、ゼットはアシックスとほぼ同額の売り上げを誇り、ミズノに次ぐ二番手の座を確保しています。

10位 アキレス(575万円)

アキレスはスポーツシューズの製造・販売を行っています。

同社が2003年に開発したジュニアスポーツシューズの「瞬足」は間で600万足を売り上げる大ヒット商品です。幼稚園児から小学校高学年までの人口が約1100万人と考えると、2人に1人は履いている計算になります。

スポーツ業界年収ランキング【小売店編】

 

小売店は企業数が少ないためトップ3のみの紹介とさせていただきます。スポーツ用品専門店は国内や海外ブランドのスポーツ用品を販売している店を指します。

1位 ゼビオ(737万円)

ゼビオホールディングス株式会社は、福島県郡山市に本社を置き、スポーツ小売事業を中心に展開する日本の企業です。

店内は数十万点にも及ぶ圧倒的な品揃えに加え、一人ひとりに合った細やかなサービスなど長時間いても飽きさせない店舗演出が施されています。

2位 アルペン(542万円)

創業時はスキーショップでしたが、今では日本最大手のスポーツショップに成長したアルペン。

各種スポーツ用品のほか、日常的に利用できる機能性下着やスポーツファッションも豊富に取り揃えています。

3位 ヒマラヤ(517万円)

アルペン同様かつてはウィンタースポーツ専門店でしたが、今では総合スポーツショップへと変化しました。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

スポーツ業界と言っても職種も様々で、いろいろな仕事があります。

スポーツ業界への就職を目指す際には、「どんな職種があるのか」「実際にどのような仕事をしているのか」を正しく理解しておく必要があります。

実際の仕事を経験するには「インターンシップ」をうまく活用することがいいのではないでしょうか。

業界理解に繋がる最適な方法だと思いますので、是非一度インターンシップへの参加を検討してみてください。

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