グループワークって何を見られているの?

グループワークって何を見られているの?

投稿日:2023年3月18日 更新日:2023年10月4日

インターンシップ関連

短期インターンでよく行われる、「グループワーク」
複数名でグループを作って話し合いを行うイメージはできると思いますが、正しい意味や実施目的については理解してない方は多いと思います。この記事ではグループワークの意味や評価のポイントについて解説していきます。

グループワークとは

グループワークとは、インターンに参加した複数の学生同士でグループを組み、テーマに沿ってディスカッションしたり、最終プレゼンテーションを行うワークのことです。

社会に出れば毎日のように行われているミーティングの模擬と言えます。インターンとは社会人の疑似体験をすることが目的ですので、そこで行われるグループワークは、“ミーティングでどういった行動をするのか学ぶ場”であると考えられます。

グループワークの目的

グループワークはインターンシップだけでなく本選考でも活用されることが多いです。

実施する目的・企業側が見たいポイントについて説明していきます。

立ち振る舞い

まず、グループ内でどういった立ち振る舞いをするのかを見るのが第一の目的です。

その人の性格や考え方によって、チームを率先して引っ張る「リーダータイプ」なのか、まとめるのが上手なタイプ、効果的なアイデアを思いつくタイプ、客観的な視点で判断できるタイプなどに分けることができます。

自分に適した役割分担ができているか、それぞれの役割をしっかりと担っているかなどを確認するためにグループワークを実施するケースは多いようです。

貢献度

次に、チームへの貢献度を見ています。

自分の担当の役割を果たしているのか、どんな発言をしてるのか、発言が的を得ているのか、他人任せではないかなど、行動や発言によってチームに貢献しているかを判断しています。

グループワークは社会人のミーティングの模擬と申しましたので、ミーティングで貢献しない人を欲しいとはどの企業も思いませんよね。

グループワークでは、書類や面接では分からない学生のコミュニケーション能力や協調性、思考力、リーダーシップなどが判断できます。そのため、ほとんどの企業が、学生がどんな力を、どれくらい持っているのかを見るために実施しているのです。

グループワークの評価のポイント

グループワークの目的について説明してきましたが、ここからは評価のポイントについてさらに詳しく説明します。

論理的思考力

グループワークで与えられるテーマは、答えがなかったり、簡単には答えが出ない内容がほとんどです。物事を深掘りし、わかりやすく説明するスキルが求められます。

根拠を明確にして相手にわかりやすく説明できることが大切です。

コミュニケーション力

グループの中で、どのような立ち回りをし、コミュニケーションを取っているかということも評価のポイントです。リーダー的なポジションとして引っ張っているか、時間を気にしながら内容をまとめているのか、自分の意見を出しながら他の人が話しやすいような進行をしているのか、グループ内でのコミュニケーションの仕方が評価のポイントになります。

積極性

グループ内で積極的に意見を出し合うことは、グループワークにおいて大切なポイントです。消極的な態度はマイナスの評価に繋がります。

協調性

グループワークの際は、他の人の意見を聞くことも大切です。聞いたうえで賛同するも良し、違うなと感じたら、なぜ違うと思うのかを分かり易く伝えることもスキルの1つとして見られています。選考だからと言って相手の意見のすべてに賛同する必要はありません。課題解決に向けてどのような流れでグループワークを組み立てているのかが大切になります。

まとめ

グループワークのインターンを実施する企業は多く、短期インターンの場合ほとんどの企業で行われます。グループワーク型のインターンでは、企業への理解を深められ、さらに取り組みが評価された場合、本選考にも影響することは理解しておきましょう。

高評価を獲得するには、チームで協力することが何より大切です。チームを優先して考えましょう。自分だけ目立っても、自分勝手で協調性がないと判断される可能性があります。

グループワークでは、協力することを評価されるポイントを意識して、インターンで高評価の獲得を目指しましょう。

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