【例文あり】インターンをドタキャンしても悪印象を与えない方法とは?

【例文あり】インターンをドタキャンしても悪印象を与えない方法とは?

投稿日:2023年5月12日 更新日:2023年12月19日

インターンシップ関連

前々から申し込んでいたインターンの参加直前になって、

「大学の発表と日時が被った!」「体調が悪い…」「他社選考と日程が被った」

などの理由から、インターンに遅刻してしまう場合や、キャンセルせざるを得ない状況に陥ることは誰にでも十分あり得ます。

その時に「企業の人にどう連絡していいか分からない」や、「もう面倒くさいからこのまま連絡しないでドタキャンしちゃおう」と思ってる学生は多いことでしょう。ただ、そうは言っても企業に悪印象を与えたくないと思っている学生がほどんどだと思います。

インターンのドタキャンは、企業や他の参加者に多大な影響を及ぼす可能性があるため、慎重に対処する必要があります。

そんな学生の皆様にドタキャンをせざるを得ない状況になった時のために、例文付きで解説していきます。

インターンのドタキャンはあり?なし?本選考に影響はある?

インターンを欠席してしまうとのちの選考に響くのではないかと不安に思っている方も多いと思います。ですが、毎年辞退者は少なからず発生しますので、企業側も辞退者が出ることは想定しています。もちろん、インターンは可能な限り出席することが望ましいですが、マナーさえ守れば辞退しても本選考にマイナスの影響は出ない場合がほとんどです。

ただし!連絡なしのドタキャンは絶対にダメです。

インターンの無断欠席はマナー違反となり、場合によっては悪印象を与えてしまいます。無断キャンセルの場合、企業側も名簿を把握していますので、ブラックリスト入り、本選考はまず厳しくなるでしょう。

インターン先のスケジュールの変更や予定の変更により、学生自身の都合が悪くなった場合も、学生の連絡し忘れによるドタキャンが多く発生しています。せっかく選考を通過したインターンをキャンセルするのは気が引けるかもしれませんが、キャンセルの要因が学生自身でなくても、変更された日時に予定が合わない場合はきちんと連絡をすることが大切です。

キャンセルはいつまでならセーフ?

決まった時点で早めに連絡しよう

事前に予定がわかり、キャンセルが決まったらすぐに連絡するのが基本です。

開催日4~5前であればメールでの連絡でも大丈夫です。企業によっては就活生用のマイページにお問い合わせ用の連絡先が書かれていますのでそちらから連絡するようにしましょう。加えて、電話でも連絡をすると丁寧な対応だと言えるでしょう。

企業側は学生から早めに連絡してもらえれば、インターン当日に予定してるグループワークの編成変更や、他に参加を希望している学生を呼べるため、あなたがキャンセルした場合の企業側の損失を回避することができます。

また、早めに連絡をする癖をつけておくと、今後就職活動する際に自分自身の役に立つのではないかと思います。

とにかく、連絡は早めにしておいて損はない!ということを覚えておいてください。

当日キャンセルをしてしまう場合の連絡

突発的な理由を除き、当日キャンセルを原則しないことが望ましいです。

しかし、体調不良や身内の不幸などやむを得ない事情で当日欠席せざるを得ない場合もあると思います。

繰り返しになりますが、「連絡しないでのドタキャン」は絶対にNG。

当日に休み連絡を入れたい場合は、電話とメール両方で連絡を入れましょう。緊急性の高い連絡ですので、まず担当者あてに電話をし、自分の身分と欠席理由を伝えましょう。

電話で連絡をした際に直接担当者に繋がれば良いですが、インターン当日の担当者は忙しい可能性は十分にあるので出なかった場合には、欠席の旨と謝罪文をメールで送るようにしましょう。

インターンのキャンセルを電話で連絡する場合の例文

まずどこに電話すればいいの?

企業からの案内メールをチェックしましょう。

ほとんどの場合は、お知らせメールやインターンシップ参加者宛メールに当日の担当者連絡先が記載されています。

企業によっては、webシステム上でキャンセルの手続きができる場合があるので、その際はシステムの指示に従って手続きをしましょう。

電話の例文

例文を読んで、実際にキャンセルする時のイメージしていきましょう。

【電話の例文】

企業:はい、株式会社〇〇〇です。

自分:お世話になっております。〇〇大学〇〇学部の〇〇〇〇と申します。お忙しいところ恐縮ですが、人事部〇〇課の〇〇様をお願いできますでしょうか。

{担当者繋がる}

担当者:お電話変わりました〇〇です。

自分:〇〇様、お世話になっております。突然のお電話失礼いたします。〇〇大学〇〇学部の〇〇〇〇と申します。本日開催されるインターンシップの参加を予定しておりましたが、大変恐縮ですが、体調不良の為、インターンシップへの参加を辞退させていただきたく存じます。

担当者:かしこまりました。それでは〇月〇日のインターンは参加キャンセルとしますね。

自分:ありがとうございます。せっかく貴重な機会をいただいたにもかかわらず、失礼なことをしてしまい大変申し訳ございません。何卒宜しくお願い致します。失礼いたします。

電話で連絡する時のポイント3つ

  1. 相手が忙しいことを考慮した時間帯に電話をする
  2. 大学名や氏名、欠席理由ははっきと簡潔に伝える
  3. お詫びと感謝の気持ちを伝える

電話をかける時間帯も注意する必要があります。まずは業務時間内に連絡することが大切です。しかし、朝の始業前は忙しかったり、昼休憩で外出してしまっていたり、夜遅いと退勤している可能性がありますので、相手の時間帯を考慮することが大切です。

伝えたいことを簡潔にはっきりと伝えられるように準備しておきましょう。わかりやすく伝え、その上で感情込めた誠意ある謝罪をすれば相手に悪印象を与えないことでしょう。

電話を切る際はすぐに切るのではなく、2~3秒待ってから切ると相手が不快に思うことなく電話を終えることができます。

電話に出ない…

電話がつながらない場合は、留守電を残しましょう。

留守電を残す際には下記5点を短く述べましょう。

  • 〇月〇日〇時のインターンシップに参加予定だったこと
  • 大学、学部名
  • 名前
  • 欠席理由
  • 謝罪

留守電を残した後に再度メールで欠席理由と謝罪メールを送って誠意ある態度を示すと良いです。

インターンのキャンセルをメールで連絡する場合の例文

メールで連絡する場合のメリットは記録に残ることです。メールの文面に名前や参加予定日時を記載しておけば、担当者はそれを基に対応ができます。

しかし反対に相手のメールフォルダに埋もれて担当者が確認できない場合がありますので、直前の連絡は電話で伝えることが良いでしょう。再度謝罪メールを送る場合の例文も載せておきます。

メールの例文

【件名】

〇月〇日〇時のインターンシップ キャンセルのお詫び(〇〇大学・〇〇〇〇)

【本文】

株式会社 〇〇〇

人事部  〇〇様

 

大変お世話になっております。

〇〇大学〇〇学部の〇〇〇〇と申します。

 

この度は、〇月〇日〇時のインターンシップへの参加案内をいただき、ありがとうございました。

誠に恐縮ですが、体調不良のため本日のインターンシップの参加が難しくなったため、辞退させていただきたくご連絡いたしました。

直前でのご連絡となってしまったこと、また、せっかくの機会をいただいたところご迷惑をおかけして申し訳ございません。

何卒宜しくお願い致します。

○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●

〇〇 〇〇

〇〇大学・〇〇学部・〇〇学科 〇年

携帯番号:080‐〇〇〇〇‐〇〇〇〇

メール :〇〇@〇〇〇〇.jp

○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●

 

メールで連絡する時のポイント3つ

  1. 件名に参加インターンの日時と名前を記載し、誰から連絡がきたかを分かりやすくしておく
  2. キャンセル理由は簡潔に
  3. メールの末尾には著名を入れる

メール冒頭の件名には担当者がわかりやすいようにインターンの日時と名前を記載しましょう。

読み手に内容が伝わりやすいように簡潔にまとめましょう。担当者も一般業務と並行でおこなっている場合がありますので、書いているときに長文になってしまう場合は、まずは結論から書くように心がけると書きやすいと思います。

メールの末尾には氏名、所属学校名、連絡先を記載しましょう。メールの著名機能を設定しメールを作成する際に必ず著名が入っているようにしておくと良いです。

社会人の方と電話・メールをするのが不安という方はこちらの記事もご覧ください。

【例文あり】インターンシップ先に問い合わせる際のマナーとは。

まとめ

インターンのキャンセル連絡は必須です。

事前に予定がわかっているのであれば早めに連絡しましょう。当日の連絡であっても理由をきちんと説明し、誠意ある態度と謝罪であれば、印象は大きく下がらないでしょう。

また、インターンをキャンセルすることが多い場合には、自身のスケジュール管理や体調管理を見直し、再発防止を考えることも重要です。

企業の方に悪印象を与えるのではなく、誠意ある態度と謝罪をすれば印象を下げることなく今後の本選考や就職活動に臨むことができるでしょう。

連絡するのは面倒くさく、気が引けてしまうことは重々理解しております。

だからこそ連絡できる人になっておけば、電話ができずにドタキャンした学生と比べて評価が落ちることはないでしょう。

電話をする数分間で今後の就職活動で不利になるぐらいなら、その重い腰を上げてすぐに行動することをお勧めします。

当サイトでは、インターン情報をはじめ、就職活動に役立つコラムも掲載しておりますので、是非ご覧ください。

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