インターンシップ(以下、インターン)のプログラムにグループワークを行う企業も多くあります。…

インターンシップにお礼状は必要?書くときのポイントとは?
インターンシップが終わった後にお礼状は書いた方がいいの?書くとしたらどのように書けばいいの?
と、お礼状に関して困っている人も多いのではないでしょうか。
この記事では、お礼状の必要性や、書くときのポイントをご紹介いたします。
是非インターンシップに参加する際の参考にしてみてください。
インターンシップ後のお礼状は必要?
お礼状を出すことは必須ではありませんが、インターンシップを通じて貴重な経験をさせてもらった感謝を伝える手段として重要なものです。
また、お礼状で気持ちを伝えるということは、マナーとしても良いため、企業も良い印象を受けます。
※お礼状を出すことはなくても、口頭などできちんと感謝を伝えるようにしましょう。
お礼状は手紙とメールのどちらが良い?
現在は手紙よりもメールでお礼状を書くことが主流となっておりますが、どちらが良いという決まりはありません。
あくまで、お礼状というのは企業に感謝を伝えるための「手段」であるため、自分の気持ちをきちんと伝えることを意識しましょう。
お礼状の書き方とは?
メールでのお礼状の書き方
メールの場合は下記の項目に沿って書くようにしましょう。
①宛先
送り先のメールアドレスになるので、間違えないようにしましょう。
②件名
「インターンシップ参加のお礼(〇〇大学 田中太郎)」のように、件名を見ただけで、「何の用件か」「誰から送られたものか」が分かるような件名が望ましいです。
③宛名
例えば、「〇〇株式会社 採用担当様」というように、担当者名が分からない場合には、このような形で宛名を書きます。
もし、インターンシップの際に、特定の社員の方が担当してくれた場合には、その方宛に送るようにしましょう。
④本文
「インターンシップに参加させてもらえたことのお礼」「インターンシップを通じて感じたこと」を書くようにしましょう。
合わせて、選考に進みたい旨や、志望している旨を記載しておくと、より本気度が伝わります。
⑤署名
「大学名」「名前」「連絡先(電話番号やメールアドレス)」は忘れないように入れましょう。
自動で署名が挿入される設定をすることができるため、使っているメーラー(GmailやOutlook)の設定をしておくと忘れることはありません。
手紙でのお礼状の書き方
手紙でのお礼状は、メールと違い項目が多くなりますので注意が必要です。
①頭語
頭語は、手紙の一番先頭に書く言葉のことです。本文の後ろに書く結語とセットで使います。
一般的には頭語が「拝啓」、結語が「敬具」とすることが多いです。
②挨拶
「貴社ますますご繁栄のこととお慶び申し上げます」がよく使われている挨拶文です。
また、ここで「先日インターンシップに参加した〇〇大学の田中太郎です」というように一文入れておきましょう。
③本文
メール同様に、「インターンシップに参加させてもらえたことのお礼」「インターンシップを通じて感じたこと」「志望している旨」を書くようにしましょう。
④結び
挨拶と同じような形ですが、「貴社のますますのご発展をお祈り申し上げます」という言葉がよく使われることが多いです。
⑤日付
手紙では日付を記載することがあります。
多くの場合、「手紙の投函日」を記載することが一般的です。
⑥署名
「大学名」「名前」「連絡先(電話番号やメールアドレス)」の書き忘れがないようにしましょう。
⑦宛名
メールと記載箇所が異なることがありますが、忘れずに「会社名」「担当者名」を記載しましょう。
お礼状を書くときの注意点とは?
①誤字
手紙やメールでお礼状を書いたときは必ず見直しをしましょう。
特に「会社名」や「担当者名」の間違いは非常に失礼となるため、何度も見直しが必要です。
また、手紙の場合、誤字があった際には、必ず書き直しをすることが大事です。
修正テープなどの利用はマナー違反ですので、大変だとしても書き直しをしましょう。
②テンプレートの流用
なんと書いていいか分からないかといって、インターネットで検索したテンプレートをコピペしたり、誰かが書いた内容を真似するのはNGです。
大事なのは感謝の気持ちを伝えることですので、インターンシップを通じて感じたことをきちんと自分の言葉で書くことが大事です。
いくらテンプレートだと丁寧な文章が書けるとしても、それらはすぐに分かってしまうため、かえって印象が悪くなります。
③お礼状を送るタイミング
特にメールでお礼状を送る場合、深夜の時間帯に送るのは避けましょう。
メールは相手が見たい時に見れるためいつ送っても構わないと思われがちですが、深夜のメール受信の通知音などで迷惑をかけてしまうかもしれません。
そのため、できる限り就業時間中のタイミングにメールを送るようにしましょう。
まとめ
インターンシップ参加後のお礼状は、手紙かメールで出すことで、参加企業に対しても良い印象を与えることができます。
しかし、ただお礼状を出せばいいというのではなく、きちんと自分の言葉で感謝と学んだことを伝えることが大事です。
また、できる限りインターンシップ参加直後に送るようにし、志望意欲の高さを伝えましょう。